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板橋区葬儀社がみんなに伝えたい新盆/初盆を迎えるにあたって
2013/09/13
社長ブログ
新盆/初盆とは??
故人が亡くなった日から、
四十九日の忌明けを
過ぎてから
初めて迎えるお盆の事を
いいます。
新盆では菩提寺を
招いて行うなど、
新盆までに用意する物品や
供養の流れなどをきちんと
知る必要がありますので、
お盆の時期や必要物や
手順などを紹介いたします!!!
新盆/初盆とは
まず新盆とは何ぞやというう方が
多いはずです。。。
私もこの業界に入るまで
知らなかったです。。。
(葬儀やの息子なのに!!)
分かりやすく言いますと
故人が亡くなってから
初めて迎えるお盆のことを
新盆/初盆とい言います。。
※四十九日以内にお盆がくれば、
翌年が新盆/初盆となりますので
注意してくださいね!
故人が
初めて里帰りするということで、
親戚は盆提灯を贈り
※現在は現金を贈ることが
一般的となっています。
新盆/初盆を迎える家族では、
身内、親戚などを招き、
ご住職にお経を上げてもらって
供養してもらいます。
新盆の時期はいつなの?
東京や一部の地域のお盆
7月13日(迎え盆)から16日(送り盆)
そのほかのお盆
8月13日(迎え盆)から16日(送り盆)
とされています。
なぜ月が違うの??
昔は旧暦の7月13日
に行わていました。
東京(一部地方)と地方とで盆の時期を
ずらすことで、親戚一同が
集まりやすくなる。
皆でゆっくり先祖の
供養をするために、
このような形が
定着したと言われています。
または、農作業が忙しい時期を
避けるために!!というはなしも
あります。
新盆/初盆で準備するもの
盆棚/精霊棚を作ることが多いです。
13日までの祖先の霊(魂)を
迎えるための棚を準備いたします。
盆棚/精霊棚に位牌を飾り、
作物や故人の好物、
精霊馬を供えます。
精霊馬とは??
それは、皆様一度は見たことが
あるのではないでしょうか?
割り箸などでキュウリと茄子に足をつけ、
それぞれ馬・牛の形になっているのを
見たことないですか?
※茄子、きゅうり以外にゴーヤや
それ以外の野菜でも用いる地域があります。
なんで??これには、
意味があります。
祖先の霊が牛に荷物を引かせ、
馬に乗って行き来するという
言い伝えがあります。
盆提灯とは
初めて、祖先の霊が
迷わないための目印として、
灯しておく提灯です。
白提灯は身内の方が
用意します。
しかし、最近では
住宅事情などを考えて
家族にに現金を渡し、
そのお金で提灯を
購入するとことが
増えています。
新盆で使用した白提灯は、
送り火で燃やすか、
あるいは菩提寺で
供養してもらいます。
又、お供え物、好物や
供花、新しいロウソク・線香、
松の割り木なども用意しておきます。
新盆の行事の手順
お盆は7月または8月に
行われます。
下記に手順をご紹介します。
1.迎え火
13日はお迎えの日です。
午前中は精霊棚の
飾り付けやお供え物などをし、
祖先の霊を迎える準備をします。
仏壇から位牌を出して
精霊棚の中央に置き、
仏壇の扉は閉めておきます。
日中はお墓参りをし、
お墓の掃除を行います。
夕方には松の割り木、麻幹で
迎え火を焚き、盆提灯に火を
灯しましょう。
2.お墓参り
14日~15日の間に、家族揃って
お墓参りに行きます。
又、菩提寺を招いて
祖先の霊の供養をします。
法要のあとには会食を
行うこともあります。
この期間は祖先の霊が
帰ってきているので、
火を絶やさないようにし、
お供え物や水などは毎日交換します。
最近では、住宅の事情ありますので
電気式のローソクなどもありますので
それで代替えしている人増えてきています。
3.送り火
16日はお送りの日です。
見送りをするのは夕方ですので
夕方になると送り火を焚き、
祖先の霊を見送ります。
この時、使用した白提灯を
一緒に燃やす場合もあります。
新盆注意点
菩提寺には早めに連絡をとる
(遅くても1ヶ月前までには)
親族、身内への案内状連絡
(遅くても1ヶ月前までには)
盆提灯・精霊馬の準備
精霊棚、迎え火準備は
12日までには
終わらせておきましょう。
お布施を準備する
菩提寺にお布施を
お渡しします。
※新盆のお布施相場は、
4万円程度といわれています。
それと合わせてお車代や、
会食に参加されないのであれば
御膳料も用意しましょう。
お車代は5千~1万円程度、
御膳料は食事の程度によっても
変わりますが5千~1万円程度です。
包み方は現在では白封筒を
用いた略式で構わないとされていて、
無地の封筒を用います。
料理を手配する
法要後に会食を
予定している場合は、
料理を手配します。
早めの事前準備で新盆を迎えましょう
新盆は、故人の四十九日後に
初めて迎えるお盆であるため、
普段のお盆よりも念入りに行われます。
故人の初めてのお盆を、
きちんと行えるように準備しましょう。