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お役立ちコラム

記帳のみはあり?葬儀・通夜での記帳マナーと芳名帳・カードの書き方

2020/09/10

葬儀の記帳

お葬式やお通夜の受付で、参列者は必ず「記帳」を行います。この記事では、記帳についての基礎知識、マナー、手順、書き方についてなど、詳しく解説していきます。

葬儀でおこなう記帳についての基礎知識

始めに、葬儀の場面での「記帳」について、マナーや手順などをご紹介します。

葬儀でおこなう記帳とは?

葬儀に参列する際、まず始めに受付を行います。記帳とは、参列者が受付で「芳名帳(芳名録)」と呼ばれる冊子に、住所と氏名を記入することを指します。

「芳名帳(芳名録)」は、遺族が葬儀の参列者や香典を把握し、挨拶状や香典返しをスムーズに行うための大切な記録となります。

また、記帳はお通夜と葬儀どちらの場面でも行います。両方に出席する方は、どちらか一方ではなくお通夜と葬儀それぞれで記帳を行いましょう

葬儀の記帳に関するマナー

葬儀会場では「一般」や「会社関係者」のように、受付先が分かれています。自身が該当する受付を選び記帳を行います。芳名帳への記帳は、香典の有無にかかわらず必ず行いましょう。

この際、受付で用意されている筆記用具を使い、芳名帳に住所と氏名を記入します。自身の筆記用具を持参する必要はありません。ただし、受付で用意されているのは、筆ペンやサインペンの場合が多いので、自身の使い慣れたボールペンや万年筆を使いたいと言う方は持参しても構いません。持参するペンのインクの色は「黒」が基本です。

葬儀後に遺族の方の負担を増やさないためにも、住所や氏名は正確に記入することを心がけましょう。記帳の書き方については、後の項目「②記帳の書き方について」で詳しく解説していきます。

葬儀でおこなう記帳の流れ

受付で住所と氏名の記帳を終えたら、袱紗(ふくさ)から香典を取り出し、一礼をしてから手渡します。香典は、表書きの文字が相手側から読めるように向きを整え、両手を添えて渡すのがマナーです。場合によっては記帳前に香典を渡すこともあります。受付係の案内に従って、落ち着いて行動しましょう。

また、記帳を行う前、もしくは香典を渡す際に、お悔やみの言葉を伝えます。お悔やみの言葉は、受付の妨げにならないように簡潔に述べましょう。

例:「このたびは、誠にご愁傷様でございます」「心よりお悔やみ申し上げます」など

お悔やみの言葉を伝える際は、重ね言葉や忌み言葉、「死ぬ」などの直接的な表現を使わないように注意しましょう。

葬儀の記帳の書き方について

次に、基本の書き方をはじめ、「夫婦・親子での参列」「職場関係者」「家族・親族」「代理での参列」など、それぞれの立場の方向けの記帳の書き方を解説していきます。

葬儀の記帳の基本の書き方(友人・知人など一般参列者向け)

■住所の書き方について

住所は省略することなく、都道府県から番地、部屋番号まで正確に記入しましょう。住所に不備があると、挨拶状や香典返しの際に遺族の方の手間を増やすことになります。当然ながら、親族は故人の交友関係をすべて把握しているわけではありません。いくら故人や故人の親族と親しい間柄であったとしても同様です。

■名前の書き方について

住所と同様、読みやすい字で正確に記入することを心がけます。苗字のみの記載は避けましょう。また、「芳名帳(芳名録)」の他に「香典帳」が別で用意されている場合もあります。香典を持参している方は合わせて記帳を行います。

葬儀の記帳の書き方(会社・職場関係者向け)

故人と仕事上のお付き合いがあり、会社を代表して葬儀に足を運んだ際は、個人の住所ではなく、会社の住所、正式な会社名、部署名などを記入します。続いて、部署名などの下に(代表)と書き、その横に自身の氏名を記入します。遺族の方が確認した際に、一目で故人との関係性がわかるように配慮しましょう。

葬儀の記帳の書き方(家族・親族向け)

喪主以外の方は、家族や親族の場合であっても記帳を行うのが一般的です。家族の代表者のみでなく、一人一人が記帳を行います。

葬儀の記帳の書き方(夫婦で参列する場合)

芳名帳は、慌ただしい葬儀の中で、誰が参列したのかを正確に記録するためのものです。

夫婦で葬儀に参列する場合であっても、どちらか一方だけでなく、一人一人が記帳を行いましょう。夫婦のどちらか一方が故人と親しかった場合でも同様です。

葬儀の記帳の書き方(家族や親子で参列する場合)

家族や親子で参列する場合であっても、一人一人が個別で記帳を行います。まだ文字が書けない幼い子どもの場合は、記入しなければいけない決まりはありませんが、親が代理で記帳することをおすすめします。

葬儀の記帳の書き方(旧姓の頃に故人と親しかった場合)

故人との付き合いが、結婚前や離婚前などの「旧姓の頃」のみだった場合、遺族が旧姓しか把握していないことも多いかと思います。その場合は、芳名帳に現在の住所と氏名を記入したあと、(旧姓:○○)として記しておくとわかりやすく親切です。

葬儀に「代理で参列した場合」の記帳の書き方と基本マナー

さまざまな事情で、どなたかの「代理として」葬儀に参列する場面も多いかと思います。ここでは、「上司の代理として」「夫の代理として」など、葬儀に代理で参列した場合の記帳の書き方について解説します。

葬儀に代理で参列した場合の基本マナー

葬儀に代理として参列する場合は、始めに受付係にその旨を伝えます。香典を預かっている場合も、この時に伝えてお渡しします。そして、芳名帳には「本来参列する予定だった方」の住所と名前を記入します。正確な情報をスムーズに記入できるように、事前にメモなどを持参しましょう。続いて、(代理)と書いてから必要があれば自身の名前を記入しましょう。

葬儀の記帳の書き方(上司の代理で参列する場合)

会社の上司の代理として参列する場合は、上司の住所、または会社の住所(仕事上の関係性の場合)を記入し、正式な会社名、部署名、役職名などを記載します。続いて上司の名前、その左隣に(代理)と記入し、必要があれば自分の名前を記入します。また、(代理)や自分の名前の文字は、上司の名前よりも小さく書くのが望ましいとされています。

また、受付で名刺を求められることもあるので、上司の名刺と自分の名刺を持参しましょう。この際、名刺上の上司の名前の右上に「弔」、自分名前の名前の右上に「代」の文字を書き入れておきます

葬儀の記帳の書き方(妻が夫の代理で参列する場合)

妻が夫の代理で葬儀に参列する場合は、夫の名前の左下に(内)と記入します。この時、妻の名前は記入しなくても問題ありません

葬儀では芳名帳ではなく「会葬カード(芳名カード)」を使用することも

最近では「芳名帳」ではなく「会葬カード(芳名カード)」が使用されるケースも増えています。こちらも形式が異なるだけで、役割は芳名帳と同様です。すべての項目に、正確な情報を省略せずに記入しましょう。

葬儀に参列せず記帳のみで帰るのはマナー違反?

記帳を済まして香典を渡したあとに、葬儀に参列せずに帰っても問題はありません。葬儀に参列できず失礼にあたるのでは?と気になる方は、喪主や遺族の方に事前に伝えておくと安心です。

また、お通夜に参列する時間は取れないけれど、焼香はあげたいと言う方は、お通夜の始まる15〜30分前に記帳を済ませたのち、焼香のみで帰ることを受付係に伝えて焼香を済ませましょう。

葬儀会場に受付がない場合

自宅などで葬儀を執り行う際には、受付自体がないことがあります。この場合は、そのまま祭壇に向かいお焼香をあげたあと、表書きが自分の方から読める向きに整えて、祭壇に供えます。また、場合によっては、芳名帳を設けず香典袋で出席を確認するということもあります。

まとめ

芳名帳はご遺族にとっての大切な記録です。記帳に関するマナーやルールを、事前にしっかり理解しておきましょう。