お役立ちコラム
葬儀のメガネマナー!べっ甲メガネ・サングラス・コンタクトはだめ?
更新日:2024年06月23日
葬儀マナー
お葬式・お通夜の場に適したメガネをご存知ですか? 様々なドレスコードやマナーが存在するお悔やみの場では、喪服はもちろん、バッグ、靴、アクセサリー選びにまで配慮する必要があります。
そんな中、意外と気を抜いてしまいがちなのが「メガネ」ではないでしょうか。この記事では、お葬式・お通夜の場面でのメガネに関するマナーをご紹介します。
この記事でわかること
目次
お葬式・お通夜の場でのメガネマナー
ここでは、お葬式・お通夜の場面に「適したメガネ」「適さないメガネ」とその理由を、それぞれ解説していきます。
お葬式・お通夜に適したメガネ
■デザイン・カラーに主張のないシンプルなメガネ
メガネのフレームや、耳にかける部分であるテンプル(つる)の色は、喪服と同じように「黒でなければいけない」という決まりはありません。ただし、黒を始め、ネイビー・グレー・シルバーなど、喪服とのバランスを考えた控えめな色を選ぶのが基本となります。
■メタル(金属)フレームメガネ・リムレス(ふちなし)メガネ
葬儀の場では、フレームが金属製の「メタルフレームメガネ」やフレームのない「リムレスメガネ」が好ましいとされています。控えめな色であればマナー違反と言うわけではありませんが、プラスチック製のフレームは、メタルフレームやリムレスメガネに比べて線が太く、カジュアルな印象が強くなります。
突然の葬儀の場面では、さまざまな手配や準備に追われ、ふさわしいメガネを準備する時間が取れないかもしれません。お悔やみごとにも対応できるシンプルな1本を事前に用意しておくのがベストですが、どうしてもと言う時は「絶対にメガネが必要な場面以外では外す」など、遺族や他の参列者の気持ちを考慮した行動を心がけましょう。
お葬式・お通夜に適さないメガネ
■赤・青・黄・白などのカラーフレームメガネ
定番人気の赤色を始め、近年ではバリエーションも豊富なカラーフレームメガネですが、葬儀の場にはふさわしくありません。鮮やかな色だけでなく、白フレームもかなり目立ってしまうので避けましょう。
■金のフレームメガネ・べっ甲フレームメガネ
葬儀の場では、メタル(金属)フレームメガネがおすすめですが、金のフレームは華やかな印象が強くマナー違反に当たります。同様に、べっ甲フレームも避けた方が良いでしょう。
また、フレームの色だけではなく耳にかける部分である「テンプル(つる)」の色味や装飾にも注意が必要です。正面からだと一見目立たないようですが、テンプルは横から見た際に想像以上に目立ちます。髪の毛もすっきりとまとめていることが多い葬儀の場では、尚更です。お焼香の際などに、ご遺族や他の参列者の方の目についてしまうことのないように、意識して選びましょう。
■フレームの太さ・レンズの形などが個性的なメガネ
控えめな色のメガネでも「フレームが太い」「レンズの形がまん丸・ま四角」など、個性的なデザインのメガネは避けましょう。ファッション性の高いメガネは、カジュアルな印象を与えてしまいます。
■フレームが大きすぎるなど、サイズの合わないメガネ
フレームが顔より大きいなど、サイズ感が合っていないメガネは周囲に違和感を与えます。ファッションとして身に着ける場合はおしゃれでも、葬儀の場では悪目立ちしてしまう危険性があります。
手持ちのメガネがマナー違反にあたるかどうか迷った際は「葬儀はおしゃれを楽しむ場ではない」ということをしっかりと頭に入れて判断しましょう。
お葬式・お通夜でのサングラス・コンタクトについて
ここでは、お葬式・お通夜でのサングラスやコンタクト着用についてのマナーを解説していきます。
お葬式・お通夜にサングラスはあり?
お葬式やお通夜の場面でのサングラス着用はもちろんNG。視覚障害などの「やむを得ない事情」がある場合をのぞいて、色付きレンズのメガネは避けましょう。レンズの色がごく薄いものであっても同様です。
お葬式・お通夜にカラーコンタクトはあり?
近年では多くの方が日常的につけている「カラーコンタクト」。ひとくちにカラーコンタクトと言ってもさまざまな種類がありますが、ブルー、グリーン、グレーなど、一見してカラーコンタクトだとわかる類のものはもちろん葬儀の場にはふさわしくありません。
一方で判断に難しいのが、黒目を強調するタイプの「黒縁カラーコンタクト」ではないでしょうか。ごくナチュラルなものであれば問題ありませんが、やはり明らかにファッション目的のものであれば避けることをおすすめします。お悔やみの場では、ナチュラルメイクが基本です。カラーコンタクトもアイメイクの一種と考えて、どうしても着用する必要がある場合は、控えめなデザインのものを選びましょう。
まとめ
その人の印象を大きく左右するメガネ選び。いざと言う場面で慌てることのないように、お葬式・お通夜でのメガネマナーをしっかり頭に入れておきましょう。
記事監修者
株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。
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