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お役立ちコラム

葬儀には席順がある?自分はどこに座ればいい?

更新日:2020年10月22日

はじめて葬儀に参列される方は、そもそも葬儀で席順が決まっているのか、という点から疑問に感じることもあるかもしれません。

「喪主は最前列なのかな?」「親族は喪主の隣かな?」といったことはなんとなくわかるかもしれませんが、親族でない場合は、どこに座っていいのか、ますますわかりませんよね。

席順にルールがある場合、事前知識を持っておかなければ、葬儀当日に思わぬ無礼を働いてしまうかもしれません。

今回の記事では、そもそも葬儀で席順は決まっているのか、どういった席順で座ればいいのかなどを詳しくご説明していきます。

地域の風習や葬儀の形式によるところもあるので、参列前によく確認しておきましょう。

葬儀の席順は決まっている?

結論から言うと、葬儀での席順はしっかりと決まっています

そのため、葬儀会場に到着したからといって、空いている席に自由に座ってはいけません。

そもそも、席順が決まっているのには理由があります。

一般的に、祭壇を中心に、祭壇に向かって右側が親族席で、向かって左側が一般席です。

後述で詳しくご説明しますが、その中でも上座や下座があり、故人と関係性が深い順に上座から座っていくのが決まりとなっています。

また、葬儀の席順が決まっているのには、お焼香の流れをスムーズにする意味合いも込められています

日本では仏式の葬儀が行われることが圧倒的に多いため、お焼香がスムーズに行われなければ、葬儀を円滑に進めることができません。

お焼香は故人との関係が深い方から行いますので、その順番で上座から着席していたほうが、お焼香がスムーズに進むのです。

親族席の席順

それでは、親族席の席順から確認していきましょう。

喪主や血縁者の方は、参列前の参考にしてください。

喪主とその家族が最前列

まず、上座である最前列・中央の通路側の席に座るのが喪主です。

喪主が故人の配偶者である場合は配偶者が、長男などである場合は長男が、もっとも上座にあたる席に座ることになります。

席順は基本的に故人と関係が深い順となりますが、例えば喪主が長男で、故人と血縁関係のない長男の配偶者は、喪主である長男の隣に座ることになるため、注意してください。

故人の配偶者を上座へ

故人との関係が深いのは、故人の子ではなく配偶者です。

そのため、故人の配偶者がご存命で、長男が喪主を務める場合、長男の隣は長男の配偶者ではなく、故人の配偶者となります。

こちらは間違えやすいですが、長男の配偶者と故人の配偶者とでは、故人の配偶者のほうが故人と関係性が深いため、長男の隣は故人の配偶者となるのです。

遠い血縁の親族は席順自由

その次に子や孫の順に座りますが、遠い血縁の親族は、基本的に自由席となっています。

もしご自身が故人との血縁が遠ければ、会場についたら親族席の後ろのほうに着席しましょう。

一般席の席順

故人と血縁関係のない方は、一般席に着席します。

しかし、この場合も故人との関係性で席順が決まりますので、気をつけてください。

葬儀委員長や世話役が最前列

一般席は、喪主をサポートする役割の世話役代表や、葬儀委員長が最前列の一番上座に座ります

一般的に、葬儀を喪主一人で取り仕切ることは難しいため、世話役などを故人と縁の深い会社の上司や社長にお願いすることになりますので、そういった方々が上座に着席することになるでしょう。

その他は故人と関係が深かった順に座る

般席で、世話役や葬儀委員長以外の方は、故人と関係が深かった順に座ります

友人・知人・会社関係の方が順番に座っていくことが通常です。

会社関係の方が座る際は、役職を持っている方や、故人の直属の上司・先輩など、こちらも故人と関係が深かった順に着席することに。

誰がどこに座っているか確認した上で、自分が着席する場所を考えましょう。

席順に決まりがない葬儀もある

ただし、席順にはっきりとした決まりのない葬儀もあります。

家族葬や自由葬です。

家族葬や自由葬は、一般の葬儀と違って故人と近しい方のみで行う比較的小規模な葬儀であり、身内だけで行われる場合も多いため、席順についてのルールが緩い場合もあります。

地域の風習による場合も

また、地域による独自の風習がある場合もあります。

嫁入りで引っ越してきたばかりの時や、遠方の方の葬儀に参列する際はこうした風習を見落としがちですので、地域ごとの風習があるようであれば、それに従う必要があります。

葬儀の連絡があった時に、その地域での決まりや風習があるのかを事前に確認しておくと安心でしょう。

葬儀の席順は大人の常識。失礼のないようしっかり身につけよう

故人と近しい血縁関係にある方、例えば喪主などの席順はなんとなく想像がつきますが、その他の血縁者や、一般席に座るべき方は、どういった席順で着席するのが正しいのか、知識が曖昧だった方もいるでしょう。

葬儀の席順を日頃から確認している方はほとんどいらっしゃらないでしょうから、それも当然と言えば当然です。

しかし、いざという時に慌てないためにも、葬儀の席順を覚えておくと便利です。

また、葬儀の席順は大人として持っておきたいマナーのひとつ。

自分がどこに座るべきかも気にせず空いている席に座ってしまい、他の方の失礼になってしまった、なんてことにならないためにも、葬儀の席順について日頃からしっかりと頭に入れておきましょう。

石野泰弘

記事監修者

株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。

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