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お役立ちコラム

初七日法要についての意味や時期、準備するものについて

2020/10/22

初七日の基本的な知識をご紹介

葬儀後の初供養は初七日法要というのは広く知られているようです。しかし、詳しい内容や意味などを把握できていない方も多いでしょう。
初七日法要は、葬儀後まだ落ち着いていない時期に執り行うものですから、うっかりすると日にちを間違えたり、準備不足だったりして、慌ててしまうこともあるものです。
こちらでは、初七日の意味や日にちの数え方など、初七日法要について基本的な知識をご紹介いたします。

初七日の日取りは葬儀のときに決める

初七日の日取りは葬儀のときに決めます。
初七日法要は、葬儀後に行う最初の追善法要です。葬儀が終わってから日取りを決めていたのでは間に合いません。
葬儀と同時進行で段取りを決めないと、ゆっくり故人を偲ぶ時間もないまま準備に追われることになってしまいます。事前にしっかり打ち合わせをしておきましょう。

初七日法要の日が平日かどうかが分かっていれば、葬儀と同日に法要をすることも検討できます。

初七日は三途の川の渡り方が決まる日

人が亡くなると、七日ごとに供養を行います。
葬儀後初めての法要が初七日法要です。

仏教では、亡くなった人は四十九日で生まれ変わるとされています。
そのため、四十九日法要を行うのですが、生まれ変わるには三途の川を渡らなくてはいけません。
その渡り方が決まるのが命日から七日目なので、故人が無事に川を渡りきって生まれ変わることを祈り、初七日法要を行います。

三途の川の渡り方は生前にどのような行いをしたかによって決まります。
行いがよければ橋を渡れます。
可もなく不可もないのであれば浅瀬を渡ります。
あまりよくない行いが多ければ流れの強いところを渡ると言われています。
初七日法要は、故人が出来るだけ渡りやすい方法になるのを願う供養でもあるのです。

初七日法要は命日から数えて七日目に行うのが一般的

初七日は、命日から数えるのが一般的です。
たとえば1日が命日であれば7日、15日が命日であれば21日が初七日となります。

ただし、初七日法要の数え方に関しては、宗派や地域によって異なります。
たとえば、関西地方では、お通夜と同じような意味を持つお逮夜を行う風習があり、このお逮夜から数えて七日目を初七日法要としています。
浄土真宗では、亡くなった人はそのまま浄土へ行くと考えられているため、そもそも初七日法要がありません。
浄土真宗では、故人への感謝を表わす供養として七日目に法要を行います。

近年は葬儀の時に初七日法要を行う人が増えている

初七日法要は、本来であれば命日から数えて七日目に行うものですが、近年は葬儀の当日に行う方も増えています。

これは、ライフスタイルの変化や葬儀への意識の変化、地域性によるもので、とくにルール違反ではありません。
仕事が忙しかったり家族の都合がつかなかったりして、初七日を行わないよりは、たとえ葬儀と同日であっても執り行っておくのがよいでしょう。

繰り上げ初七日法要

火葬の後に初七日法要を行うことを、繰り上げ初七日法要と言います。
火葬が終われば、葬儀で慌ただしかった遺族も一息つけるため、落ち着いて法要を行えます。
ただし、繰り上げ初七日法要の場合、火葬のすぐ後に行わなければいけないわけではありません。
都合がよければ葬儀当日に行いますが、葬儀が午後だったり火葬場が混雑していたりする場合は、翌日に行うこともあります。

繰り込み初七日法要

繰り込み初七日法要は、お葬式の流れの中に初七日法要を繰り込む法要です。
普通は、葬儀の後に告別式を行い、出棺、火葬という流れですが、繰り込み初七日法要をする場合は、葬儀と告別式の後に初七日法要を行います。

繰り込み初七日法要であれば、下記のメリットがあります。
*参列者の手間も省ける
*お葬式の中で出来るので時間通りに執り行える

繰り上げ初七日法要は、参列者を拘束してしまう時間が長くなりますし、正確な終了時刻が分からないので参列するハードルが高くなりますが、繰り込み初七日法要であれば、その場で法要に参列できますから、こちらの初七日法要にする方が増えています。

初七日法要では仮位牌を使用する

通常、本位牌は塗り方を選んだり、戒名や俗名、命日などを刻んでもらったりするため、初七日法要までには間に合いません。
初七日に間に合わせるように作る必要はありませんから、初七日法要では仮位牌を用意するのが一般的です。

仮位牌は簡易的なもので構わないので、白木に俗名や命日を刻むだけでも問題ありません。
本位牌が出来るまでは白木の仮位牌を飾り、本位牌が出来た時点で僧侶に魂入れをしてもらいます。
仮位牌は捨てるのではなく、お寺に納めて、自宅には本位牌を飾りましょう。

初七日の法要の準備について

初七日法要は、葬儀からたったの7日しかありませんから、事前準備をしておく必要があります。
日取りや法要を行う場所は葬儀の段階で決めているので問題ありませんが、香典返しの意味合いを持つ引き物や精進落としの手配などやらなくてはいけないことはいろいろあります。
できるだけ早めに準備を済ませておくためにも、初七日法要でどういった準備が必要かをチェックしておきましょう。

法要を行う場所を決める

最初に決めなくてはいけないのが、初七日法要をどこで行うかということです。
どれぐらいの数の人に参列してもらうかによって、自宅にするか斎場を借りるかを決めます。
もし参列者の選出に縛りがなければ、遺族にとってメリットを感じられる場所で行うのがベストです。

自宅で行えば、費用が安く済みますし斎場まで出向く手間も省けるメリットがあります。
しかし、祭壇から精進落としまでの準備が大変ですし、終わった後には掃除をしなくてはいけないデメリットがあります。

斎場はすべてをお任せ出来るので、何もしなくてよいというメリットがあるものの、その分お金もかかりますし、事前に打ち合わせが必要というデメリットがあります。

このように、法要を行う場所によってメリットとデメリットがあります。それらを比較してもっともメリットを感じられる場所を選ぶのがおすすめです。

来ていただく人を決める

故人の社会的地位や交友関係によっては、法要の場所を決めるよりも先に来ていただく人を決める場合があります。
しかし、葬儀から日が経っていないので、初七日法要は親族や故人と特別親しかった友人知人を呼ぶのが一般的です。

ここで注意したいのは下記の2点です。
*初七日法要が平日だった場合どうするか
*初七日法要も香典をいただく

参列者の方が法要のためにお仕事を休むことになっては負担をかけてしまいます。また香典を持って行かなくてはいけないとなると費用の負担をかけてしまいます。
いくら親族であっても、法要が負担になってしまうのはよくありません。時間やお金のことも考慮して決めましょう。

僧侶の手配をする

本来であれば、葬儀のときに僧侶に初七日法要の相談をするのがベストですが、打ち合わせをする時間がなかったり、僧侶のスケジュールがはっきりしなかったりして決められないこともあります。
葬儀のときに決められなかった場合は、日にちと場所が決まったらすぐに手配をしましょう。

葬儀会社に手配をお願いする

菩提寺がない場合は、葬儀会社に僧侶の手配をお願いするのが一番手軽です。
葬儀会社にお願いすると、手配料がかかってしまうので割高になります。

ですが、僧侶に直接お願いする場合は、僧侶の都合に合わせなくてはいけないので、場合によっては初七日法要を行う日を変えなくてはいけません。
葬儀会社であれば、法要の日に来てもらえる僧侶を手配してくれます。法要の日を決め直す手間が省けます。

また、お布施の額も葬儀会社が提示してくれるので、いくら包めばいいかと悩むこともありません。
忌中は煩わしいことは出来るだけ省きたい、という方にはとても便利なので、僧侶にこだわらないようであれば、葬儀会社にお願いしましょう。

菩提寺があればお寺に連絡する

菩提寺がある場合は、お寺に連絡をしましょう。
ただし、直接僧侶にお願いする場合は、初七日法要の日を指定されることも多いため、斎場を押さえている場合は日時変更をしなくてはいけないかもしれません。

菩提寺に依頼することを最初から決めているのであれば、日にちや会場を決める前に連絡をして、僧侶が指定する日にちに合わせて初七日法要の準備を進めましょう。

僧侶へのお布施の相場は3万円から5万円

僧侶へのお布施の金額は決まっていません。直接聞いても「お気持ちで」と言われてしまうことが多いため、いくら用意すればいいか迷ってしまう方は少なくないようです。
お布施はまとまった金額を払うことになるので、しっかり用意しておかなくてはいけません。

僧侶へのお布施の相場は3万円から5万円となっていますが、お寺とのお付き合いが長かったり、親族もお世話になっていたりする場合は10万円近く包むこともあります。
もちろん、少ないなどのクレームを入れてくる僧侶はいませんが、そのお寺の平均金額とあまりに違うのは考えものです。念のため葬儀会社のスタッフや同じお寺で葬儀をした人に聞いておくといいでしょう。

もし、繰り上げ初七日法要や繰り込み初七日法要を行うのであれば、通夜や葬儀でお渡しするお布施に初七日法要の分のお布施も加算しておきましょう。

お布施の包み方について

お布施は、白無地の封筒もしくは奉書紙で包んでください。
僧侶に渡すものなので、基本的に水引をつける必要はありませんが、菩提樹の規模や僧侶の格によっては水引をつけた方がよい場合もあります。
お布施の水引は双銀か白黒がスタンダードですが、地域によって僧侶へのお布施の水引の色が決まっているので、事前に確認しておきましょう。

表書きは「お布施」や「御布施」と書きます。
葬儀では、悲しみを表わすために薄墨で書くのがマナーですが、初七日法要は葬儀から日が経っているため、普通の黒墨で書くのが一般的です。

また、お布施だけではなく、会場まで来ていただいた足代としてのお車代と、精進落としを辞退された場合は御膳料を用意しておきましょう。
これらのお金はお布施とは別になるので、それぞれ白い封筒に表書きをして渡しましょう。

引き出物は3,000円から5,000円のものを用意する

初七日法要では、葬儀のときとは別に香典をいただくので、そのお返しとして引き出物を用意しておく必要があります。
葬儀と併せて初七日法要を行うのであれば、きちんと当日にお渡しできるようにしておきましょう。

引き出物の金額は、本来であればいただいた香典の1/2から1/3ぐらいですが、初七日法要の香典は葬儀のときよりも少ないのが一般的なので、3,000円から5,000円ほどのものを用意しておけば大丈夫です。

引き出物は日持ちする物を選びましょう

引き出物は、日持ちをする物を選ぶのが一般的です。
有名店のお菓子なども喜ばれますが、日持ちしないものだと相手に気を使わせてしまうので避けてください。

参列者が中高年や高齢の方が多いようであれば、お茶や海苔など、もらっても邪魔にならないものがおすすめです。
年齢層がバラバラという場合はタオルや日持ちのする洋菓子など万人受けするものがよいでしょう。

洗剤やソープなどの日用品を選ぶ人もいますが、こういった品は迷惑ではないものの、かさばって重いため、あまりおすすめできません。

精進落としのスタイルを決めておく

精進落としは、以前は会席料理を頼んでお酒も振る舞うのが一般的でしたが、最近は時間短縮のために幕の内弁当などで済ませる方も増えています。
もちろん、どちらを選んだとしてもマナー違反にはなりませんから、初七日法要のスケジュールによってどのスタイルで行うかを決めましょう。

会席料理の場合は5,000円ほど、幕の内などお弁当の場合は3,000円ほどの予算を組んでおくのが一般的です。
ただし、精進落としの内容は葬儀の規模や故人の社会的地位も関係してきます。それに見合った金額にしましょう。

施主は挨拶文を準備しましょう

葬儀で喪主が挨拶をするように、初七日法要でも施主による挨拶を行います。
初七日法要の挨拶は、葬儀のときほど儀礼的でなくても構わないので、弁が立つ方であれば準備は不要かもしれません。
しかし、簡潔かつ適切な挨拶をするには、やはり前もって文面を考えておいた方がよいでしょう。
こちらでは、挨拶の例文をご紹介するので参考にしてみてください。

初七日法要開始前の挨拶例文

法要開始の挨拶では、まずは参列していただいたことのお礼と僧侶へのお礼を言います。
その後は、遺族の近況を報告します。
法要前の挨拶ですから、あまり長くならないように簡潔にまとめるようにします。

【開始前の挨拶例文】
「本日は、お忙しい中、○○(亡き母、亡き父など)の初七日法要にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
葬儀の際は、ひとかたならぬお世話を賜りましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。
亡くなってから早一週間、ようやく私たちも現実を受け止められるようになりました。
本日は皆様にご参列いただき、故人もさぞ喜んでいると思います。
それでは、初七日の法要を始めさせていただきます。
ご住職、よろしくお願いいたします」

初七日法要終了後の挨拶例文

法要が終わった後は精進落としを行います。その案内も含めて挨拶をします。

「改めまして、本日はご多用にもかかわらず○○の初七日法要にご列席いただきましてありがとうございました。
皆様のおかげで、無事初七日法要を終えることができました。
別室に御膳を用意させていただいておりますので、故人の思い出話などをお聞かせいただきたく存じます。
ささやかではございますが、ごゆっくりおくつろぎください。
本日は、誠にありがとうございました。」

初七日法要の流れについて

初七日法要は、葬儀よりも参列する機会が少ないので、どういった流れで行われるのかピンと来ない方もいるかもしれません。
ここでは、初七日法要ではどういったことを行うのか、どのぐらいの時間をかけるのかなど、具体的な内容をご紹介いたします。

初七日法要は規模の小さい葬儀

初七日法要でも、僧侶に来ていただき読経を行います。
祭壇にはお供え物もするので、形式的には規模の小さい葬儀とイメージしておけばいいでしょう。
僧侶の読経が終わったら、参列者によるご焼香が行われます。
ご焼香が終わった後は、僧侶によっては説法をしてくれることがあります。
説法がある場合は、そのお話を聞いてから精進落としとなります。

精進落としでは献杯をする

精進落としには、故人を供養するという意味も含まれています。
そのため、精進落としを始めるときには献杯を行うのがルールです。
まずは、位牌にお酒をお供えして、次に出席していただいている方の杯にもお酒を注ぎます。

全員の杯に注ぎ終わったら、施主が一言挨拶をして「献杯」の音頭を取り、続いて出席者も「献杯」と言って杯を上げて故人の冥福を祈ります。
当たり前ですが、乾杯ではありませんから、お酒を飲み干して拍手をしたり、隣同士で杯を合わせたりしないのがマナーです。

精進落としについて

精進落としの本来の意味は忌明けの食事ですが、今は僧侶や参列者へのねぎらいとお礼の意味を込めて、法要後に食事をすることが精進落としとされています。

時間がある場合は、会席を用意してお酒を振るまいますが、一歩間違うと宴会のようになってしまうので注意してください。
上座と下座に座る人をきちんと決めて、席が入れ替わらないように気を配りましょう。
ご年配の男性などはお酒が進みすぎてしまうこともあるので、だらだらと長引かないように、ある程度時間を決めて切り上げるのが大切です。

初七日法要に参列するときのマナー

葬儀は、ある程度の年齢になれば列席することも多くなりますが、法要というのは参列をする機会が少ないので、いざ招かれたらマナーなどに気をつけなくてはいけません。
初七日法要は親しい人だけで行うことが多いですが、それでも葬儀と同じくマナーがあります。
ここでは、初七日法要に参列するときに気をつけたいことをご紹介いたします。

初七日法要でも香典を準備すること

香典は葬儀のときにお渡しするというイメージがありますが、法要でも同じく香典を持参するのがマナーです。
葬儀の香典は、故人を供養するための葬儀に使ってくださいという意味合いがありますが、法要では仏前に供える物としてお渡しします。

初七日法要の香典は、故人との関係性や社会的立場、年齢によって変わるので、一律でいくらという相場は出せません。
といっても、相場が分からないといくら包めばよいか決められないものです。こちらでは故人との関係ごとの香典の目安をご紹介いたします。

故人との関係性 香典の目安
両親 30,000円~50,000円
兄弟 30,000円
叔父・叔母 10,000円
祖父母 10,000円
友人 5,000円
仕事関係 3,000円~

あくまでも目安なので、とくに仕事関係の場合は、故人との関係性によって金額は変わることを覚えておきましょう。

葬儀と同日の初七日法要でも香典を持っていくこと

葬儀の案内に、初七日法要も同日に行うという連絡があれば、葬儀の香典とは別に初七日用の香典も用意するのがマナーです。
もちろん、持っていかなかったとしても文句を言われることはありませんが、故人の仏前に供えるためなので、親族であれば持っていくのが一般的です。

もし、案内に気がつかず当日に知った場合は、金額は少なくなってもいいので、その場で用意しましょう。
不祝儀袋は、葬儀会社のスタッフに言えばもらえますし、コンビニでも購入できます。
ただし、あまり関係性が深くない、もともと初七日法要に呼ばれることがないというようであれば、とくに用意をしなくても問題ありません。

服装マナーは葬儀と同じ

初七日法要の服装マナーに関しては、簡易喪服でも良いという説もありますし、実際のところ地域性や家柄なども関係してくるので、絶対的な決まりはありません。
しかし、命日からまだ日が経っていませんから、礼儀を重んじるようであれば準喪服で参列するのがマナーです。

もし、葬儀後に準喪服をクリーニングに出してしまったなど、用意が出来ない場合は簡易喪服でも問題ありません。
男性は、黒い無地のスーツとネクタイ、靴下、シャツは白というスタイルで大丈夫です。
女性は、黒やネイビーなど落ち着いた色のワンピースもしくはスーツでよいでしょう。

ただし、簡易喪服でもアクセサリーや光沢のある小物などはNGです。
女性の場合、スカートの丈が膝上だったり、デコルテの露出が多かったりするのもマナー違反になります。
服以外のマナーは葬儀とまったく同じという認識で、靴やバッグにも気を配りましょう。

お供え物は不要

葬儀の場合は、供物や供花を手配するかもしれませんが、初七日法要では親族であってもとくに用意をする必要はありません。
香典をきちんとお渡しすれば、供物などがなくてもマナー違反になりません。

しかし、故人の供養として供物を準備したいというようであれば、差し支えないので持っていきましょう。
仏前に供えたものは、地域にもよりますが参列者で分け合って持ち帰る風習があります。
そのため、供物は小分けされたお菓子やみかんなど小さい果物、供花は白いカーネーションの花束など、分けやすいものを選ぶのがおすすめです。

お供え物の金額は、高額すぎると遺族に負担となってしまいます。3,000円から5,000円ぐらいでお返しをしなくても良い程度の金額内に収めましょう。