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マンションでの葬儀は難しい?メリット・デメリットや注意点をご紹介

2022/11/15

近年は、葬儀や告別式を葬儀会館やセレモニーホールなどでおこなうのが一般的ですが、故人が住み慣れたご自宅でお葬式をしたいというご家族の方も少なくありません。

ただ、マンションの場合、自宅葬を躊躇されたり、葬儀がおこなえること自体を知らなかったりする方もいらっしゃいます。

マンションでは、葬儀をおこなうことは可能です。ですが、葬儀専用の会場や戸建住宅と比較して、マンションやアパートといった集合住宅での葬儀は難しいといわれています。

それでは、何故、マンションでの葬儀は難しいといわれているのでしょうか。

この記事では、マンションでの葬儀が難しいといわれる理由にくわえ、メリット・デメリットを解説。さらに、マンションでの自宅葬における注意点を説明いたします。

マンションでの葬儀が難しいといわれる理由とは?

冒頭でもお伝えしたとおり、昨今では、葬儀を葬儀会館やセレモニーホールなどでおこなうのが一般的です。

とはいえ、現在でも慣れ親しんだ自宅で葬儀をおこないたいという方は少なくありません。

ただ、マンションやアパートといった集合住宅の場合、葬儀をおこなうこと自体が難しいといわれており、自宅葬を躊躇する方もいらっしゃいます。

マンションでの葬儀が難しいといわれる理由として、まず挙げられるのは出棺に伴う問題でしょう。

故人を納めた状態の棺を部屋に運ぶためには、通路にそれなりの広さが必要ですし、上層階の場合、棺が入るサイズのエレベーターが必要。

階段を利用するにしても、棺を水平にしたまま移動できるスペースがあるか、確認しなければいけません。

また、同じマンションに住む近隣住民への配慮も求められるため、葬儀会場や戸建住宅の葬儀と比較して難しいと考えられています。

ただ、マンションでも葬儀自体は可能であり、自宅葬だからこそのメリットもあるんです。

次の項目では、マンションで葬儀をおこなうメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

マンションで葬儀をおこなうメリット・デメリット

お伝えしたように、マンションでの葬儀には、メリットとデメリットが存在します。

メリット・デメリットを理解したうえで、マンションでの葬儀を検討するようにしましょう。

マンションと葬儀会場どちらで葬儀をおこなうのがよいのか迷った際に、判断する材料にもできますので、ぜひ参考にしてください。

 

マンションで自宅葬をおこなうメリット

マンションで自宅葬をおこなう主なメリットは、以下の3点です。

(1)葬儀会場の利用料がかからない

(2)葬儀の時間や形式に制約がない

(3)故人の思い入れのある場所でお別れができる

ここから、ひとつずつ説明していきます。

(1)葬儀会場の利用料がかからない

葬儀会場の利用料は、参列者の人数や会場の規模により変動しますが、一般的に民間の施設で平均10~30万円、公営の施設で平均2万~5万円ほどといわれています。

マンションで葬儀をおこなう場合、葬儀会場を手配する必要がないため、こうした利用料は不要です。

また、故人のご遺体を安置するのにかかる費用においても、葬儀会場と自宅葬では、自宅葬の方が比較的安価といわれています。

もちろん、マンションでの葬儀であっても、さまざまな費用が掛かるため、一概に安価であるとはいえません。

ただ、葬儀会場の利用料金に限った話であれば、支出を確実に抑えられるといえます。

(2)葬儀の時間や形式に制約がない

マンションでの葬儀には、時間や形式に制限がないのが大きなメリットです。

葬儀会場を利用する場合、会場の空き時間に合わせて葬儀をおこなう必要がないため、ゆっくり故人とお別れできます。

また、仏式や神式、キリスト教式など、さまざまな宗派の葬儀が可能。

さらに、故人やご家族が思い入れの深い音楽を流す音楽葬やペット同伴の葬儀、故人の趣向に合わせた個性的な葬儀など、自由な形式での葬儀ができるんです。

自宅でおこなうからこそ、宗派や形式にとらわれず、故人やご家族の意向を最大限に反映した葬儀が可能となります。

(3)故人の思い入れのある場所でお別れができる

自宅であるマンションは、故人やご家族にとって、慣れ親しんだ思い出の場所。

思い入れのある場所で故人と最後のお別れができるのは、自宅葬のメリットです。

葬儀会場だと対面時間や移動時間が決められており、どうしてもある程度制限が設けられてしまいますが、ご自宅ならゆっくりお別れができます。

火葬の日まで、ご自宅で故人と過ごす時間は、ご家族にとって大切な時間となるでしょう。

また、ご家族のみならず、ご近所にお住いの方も、わざわざ葬儀会場に足を運ぶことなく葬儀に参列できるのはメリットといえます。

マンションで自宅葬をおこなうデメリット

マンションでの葬儀には、執りおこなうことが難しいと考えられてしまう、デメリットとなる要因が存在します。

マンション葬儀の主なデメリットは、以下3つです。

(1)近隣住民への説明や配慮が必要

(2)準備や片付けなどの負担がかかる

(3)規約や物理的な問題から自宅葬ができない場合もある

ひとつずつ詳しくご紹介します。

 

(1)近隣住民への説明や配慮が必要

マンションは集合住宅のため、葬儀の際は近隣の住民への説明や配慮が必須です。

葬儀の前後は、参列者や葬儀業者など多く人の出入りがあるほか、棺の運び出しや霊柩車の駐車など、自宅だけでなく共有スペースも利用することになります。

また、参列者の話し声や読経の声、焼香の煙などについても、周辺に対してじゅうぶんな配慮が必要です。

近隣トラブルのもとにもなりかねませんので、葬儀をおこなう際は、事前にご近所の方々へ丁寧な挨拶を心掛け、説明をしておきましょう。

(2)準備や片付けなどの負担がかかる

葬儀会場では、葬儀の準備や片付けを会場スタッフが担当しますが、自宅葬の場合、葬儀社スタッフのお手伝いはあるものの、基本的にご家族の対応となります。

祭壇の設置やご遺体の安置場所を考えたり、料理の準備や片付けをおこなったり、参列者をおもてなししたりなどと負担も多いです。

家族のみで手が足りない場合は、親族にもお手伝いを依頼する必要もあります。

準備や片付けが慌ただしく、故人とのお別れの時間をゆっくり過ごせないというのはデメリットといえるでしょう。

(3)規約や物理的な問題から自宅葬ができない場合もある

戸建住宅の場合は問題ありませんが、マンションのような集合住宅では、規約によって葬儀ができないケースがあります。

規約自体は問題がなくとも、物理的に葬儀がおこなえないという場合もあるでしょう。

たとえば、棺がエレベーターや玄関に入らなかったり、廊下や部屋にじゅうぶんなスペースがなかったりといったケースが当てはまります。

マンションで葬儀が執りおこなえるかどうかは、マンションの規約を確認したり、エレベーターや部屋の採寸をしたりして確認する必要があるでしょう。

自己判断で不安な場合は、事前にプロである葬儀社に相談をして、確認してもらうとよいですよ。

マンションで葬儀をおこなう際に注意したい点

マンションでの葬儀は、注意点をしっかり抑えておけば問題なく執りおこなえます。

実際にマンションで自宅葬をおこなう際、とくに注意しておきたい点は以下の3つです。

・事前に近隣住民へ連絡をいれる

・棺の運び出しや祭壇の設置が可能か確認しておく

・参列者の人数を調整する

ここから、それぞれ詳しく説明していきます。

事前に近隣住民へ連絡をいれる

マンションでの葬儀には、近隣住民からの理解が不可欠です。

葬儀が決まった際は、できるだけ速やかに近隣へお住いの方へご挨拶と説明を実施するのが大切。

また、葬儀では、エレベーターやエントランス、駐車スペースといったマンションの共有スペースも利用することになります。

そのため、管理人がいるマンションの場合は、住民だけでなく、管理人の方にもしっかり事前説明をしておきましょう。

棺の運び出しや祭壇の設置が可能か確認しておく

棺や祭壇が部屋に運べるか、設置するのにじゅうぶんなスペースがあるか、事前に確認しておきましょう。

棺の大きさは、全長がおよそ185cm、横幅が55cm、高さが45cmほどとなります。

こちらのサイズを参照して、エレベーターや部屋はもちろん、玄関や廊下のスペース幅も測っておくのがポイントです。

また、エレベーターがなく階段の利用が必要な場合は、故人が安置された状態の棺を、水平に保ったまま移動できるか調べておきましょう。

事前に葬儀社の方に確認してもらうのが確実なので、マンションでの葬儀を検討している段階で相談するようにしてください。

参列者の人数を調整する

マンションは、駐車スペースに限りがあり、他の住民との共有スペースを使用するという特性から、参列者が多すぎる場合、対応が難しいケースが少なくありません。

そのため、参列者の人数を事前に把握し、調整しておくのが重要です。

葬儀にお呼びしない方へは、あらかじめ連絡を入れて事情を説明するようにしましょう。

また、マンションの駐車スペースを参列者が利用できない場合も考えられますので、準備に他の駐車スペースを確保するなどの準備が必要となります。

マンションでの葬儀を検討するならまずは葬儀社へご相談を

今回は、マンションでの葬儀が難しいといわれる理由から、メリット・デメリット、注意点をご紹介しました。

マンションでの葬儀では、故人の思い出や愛着のある場所で、時間や形式にとらわれず、ゆっくり最後のお見送りをできます。

ただ、マンションの規約や物理的な問題から、葬儀が難しいというケースも。

とはいえ、慣れ親しんだ自宅で、故人と最後の時間を過ごしたいというご家族もいらっしゃるでしょう。

マンションでのご葬儀をご検討される際は、ご説明したメリットとデメリットにくわえ、注意点をよく理解したうえで、葬儀会社に相談することをおすすめします。

石野泰弘

記事監修者

株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。