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お役立ちコラム

葬儀の心づけは必要?金額や渡すタイミングなどを紹介

2020/10/21

葬儀の心づけは基本的に不要と考えられるケースが増えている

本来心づけは義務ではなく、お世話になった方へお礼として渡すものと考えられています。

しかし、最近では葬儀の心づけは基本的に不要と考えられるケースが増えています。

葬儀の関係者(霊柩車の運転手や民営化相場の係員など)に渡す正規料金以外に渡すお金(=チップのようなもの)である心づけは、あくまで任意で渡している感謝の気持ちであって、強制されて渡すものではありません。

心づけを渡したい場合は事前に葬儀社と相談する

最近は葬儀費用の中に心づけが含まれているケースもあるため、事前に見積もりの内訳を確認して葬儀社に相談することをおすすめします。

また、葬儀社の担当者がとても親切だったため、葬儀後に心づけを渡したいというケースも珍しくありません。

しかし、最近の葬儀社は料金設定が明瞭化されているため、心づけは受け取らないことがほとんどです。

無理に渡しても、相応のお返しがあるなど、かえって業者に負担をかけてしまう可能性もあるので注意が必要です。どうしても渡したいと思っても、一度断られたら無理強いしないほうがいいでしょう。

心づけの包み方のマナー

通夜~繰り上げ初七日までは多くの方にお世話になります。心づけ袋は多めに用意しておきましょう。お札もたくさんの枚数が必要になりますから、事前に銀行へ行って用意しておくことをおすすめします。

心づけは必ず一重の封筒に入れる

心づけの紙幣は半紙に包むか、小さい不祝儀袋または白い無地の封筒に入れます。

5,000円以上は白封筒、それ以下はポチ袋へ入れるのがおすすめです。

ただし、封筒は二重のものは絶対に避けてください。二重は「不幸を重ねる」と解釈されるため弔事では使いません。

必ず一重のものを使ってください。

ポチ袋に入れる場合はお札を三つ折りにして縦向きに入れます。

封筒の中のお札は向きをそろえて入れます。香典の場合は新札を避けるなどきまりがありますが、心づけは向きをそろえていれば問題ありません。

あまりに使い古されたようなお札は失礼にあたります。
必要なお札の枚数が多いため、早めに銀行で両替しておくといいでしょう。

表書きには「寸志」を使わない

心づけの表書きは「志」「心づけ」「御礼」などと書きます。封筒裏の左下に苗字を縦書きします。連名の場合は横に並べて記入します。ポチ袋は表書きは不要です。

「寸志」は目上から目下への労わりの意味があるため、葬儀で使うのは避けましょう。

文字は薄墨ではなく、普通のサインペンや筆ペンでも問題ありません。

心づけの相場と渡すタイミング

心づけの相場は地域差も大きく、事前に地域の事情に詳しい葬儀社に相談しておくと無難です。

葬儀社や遺族の1人、世話役に任せておくと忘れずに渡せますが、不要なトラブルを避けるためにも可能な限り直接渡すことをおすすめします。

運転手への心づけは乗り込んだ際に渡すのがスムーズ

運転手への心づけの相場は搬送距離や車のランクによって変わりますが、おおよその相場を表にまとめました。

相手 相場 渡すタイミング
寝台車の運転手 3,000~5,000円 安置場所に搬送後
霊柩車の運転手 3,000~1万円 乗車・葬儀場に到着時
マイクロバスの運転手 3,000~5,000円 乗車・葬儀場に到着時
ハイヤーの運転手 1,000円程度 乗車時

寝台車の運転手に渡す場合

寝台車は通夜の前に自宅から葬儀場へご遺体を運んでもらう車です。

ご遺体を車内に乗せたり、降ろしたりする作業をお任せするため、少し多めに渡すケースもあります。

心づけは車内にご遺体を乗せ葬儀場へ出発する頃、車を発進させる前に同乗する喪主が車内で渡すのがスムーズです。

霊柩車の運転手に渡す場合

ご遺体を葬儀場から火葬場まで運ぶ霊柩車の運転手への心づけは、喪主が同乗するため、霊柩車に乗り込む際に渡しましょう。

乗り込むときに渡しそびれた場合は、火葬場到着時(降車時)に渡します。運転中に渡すのは危険なので、避けましょう。

霊柩車の運転手は火葬場のスタッフではありません。公営火葬場を利用する場合でも心づけを渡す用意をしておきましょう。

マイクロバスやハイヤーの運転手に渡す場合

喪主以外の参列者が火葬場へ移動する際に利用するマイクロバスやハイヤーなどの運転手にも心づけを渡すことがあります。

寝台車や霊柩車と同様、車内に乗り込む際に渡すとスムーズです。

葬儀社に手配してもらった場合は、サービス料として心づけの金額が費用に含まれているケースもあるため、前もって確認しておくことをおすすめします。

火葬場の係員への心づけは1人1人に渡すのが基本

火葬場では火葬炉や休憩室、精進落としの配膳などを担当する係員に心づけを渡すケースがあります。

相手 相場 渡すタイミング
火葬炉係員 3,000~5,000円 火葬場に到着後すぐ(代表者に)
休憩室係員 2,000円程度 控室への案内時
食事の配膳人 1,000~2,000円 代表者に渡す
公営火葬場職員 原則的に不要(※)

基本的に係員1人1人に渡すのが無難ですが、難しい場合は代表者にまとめて渡しても問題ありません。

火葬炉の係員に渡す場合

火葬炉の操作や火葬後に骨上げなどを行う職員は、火葬の中心的な作業を担う係です。火葬が始まってしまうと、作業で忙しくなり心づけを渡すタイミングもなくなります。

火葬場到着後すぐに、参列者を出迎えた火葬場の代表者に渡しましょう。

控室の係員に渡す場合

火葬場内にある控室(休憩室)で参列者のお世話をする係員に心づけを渡すこともあります。

火葬は1~2時間かかるため、参列者は控室で待機するのが一般的です。その際にお世話になります。

火葬後に控室に案内してくれた際に心づけを渡すのがスムーズです。

公営火葬場のように控室がない火葬場もありますが、その場合は心づけは不要です。

また、喫茶室のように飲み物を注文して代金を支払うシステムの場合は、サービス料が含まれていますから、心づけは不要です。

食事配膳人に渡す場合

火葬場の控室で食事が行われる際、料理を配膳するスタッフに心づけを渡すこともあります。

火葬場での待機時間を利用した精進落としが行われたり、軽食が供されるケースがありますが、配膳人は人数が多いケースもあり、代表者にまとめて渡すことをおすすめします。

スタッフの人数が分からない場合は、8,000~1万円くらい用意します。

控室がない火葬場の場合は不要です。

公営火葬場の職員は原則的に心づけは受け取らない

公営火葬場の職員は公務員に当たり、心づけで金品を渡すと公務員へのわいろとみなされ、処分の対象となる可能性があるため原則受け取りません。

葬儀の世話係への心づけは必ず渡すこと

受付など親戚や親しい知人、勤務先の人に葬儀を手伝ってもらった世話係の方には心づけに限らず必ずお礼をするのがマナーです。

ごく身内には心づけを用意しないケースもあります。

世話係の代表には1万~3万円くらい渡し、他の世話係には3,000~5,000円程度を渡すのが相場です。葬儀が終わった際に直接渡します。

心づけの受け取りを断られた場合は、菓子折りなどのお礼の品を用意しましょう。

通夜と告別式両方のお世話をお願いした場合は、心づけも両日渡す必要があります。遠方から来てもらった場合は、別にお車代や宿泊費を渡します。

僧侶に渡すのは「心づけ」ではなく「お布施」

葬儀では僧侶にも心づけに近い意味を持つ「お布施」を渡します。心づけとは違い、宗教者に対価として支払う費用ですから必ず用意しましょう。

お布施の相場は地域や宗派によって大きく違いますが、東日本では30万~60万円、西日本では20万~40万円程度必要です。

お布施の金額については、僧侶に尋ねても「お気持ちで」としか答えてもらえません。地域の事情に詳しい親族や葬儀社と相談して決めましょう。

葬儀社に手配を依頼した場合は、お布施も葬儀代に含まれているケースもあるため、見積書を確認しておきましょう。

お布施は無地の白封筒に包む

お布施は無地の白封筒に包むのが一般的です。必ず一重の封筒を使いましょう。

表書きは筆ペンなどで「お布施」「御礼」と書きます。薄墨は使いません。

お布施を渡すタイミングは葬儀前のあいさつ時

お布施は葬儀が始まる前、僧侶にあいさつするタイミングで渡すのが一般的です。

お布施はお盆に乗せて運ぶのがマナーですが、ない場合は袱紗に包んで運びます。一緒に「お車代」(交通費)も渡します。お車代は実際にかかったであろう費用を大まかに計算して用意しま

すが、わからない場合は5,000~1万円程度を渡します。

ただし、僧侶がお布施を受け取らずお盆を押し戻してこられた場合は「受け取らない」という意味になりますので、そのまま引き下げましょう。