24時間・夜間も対応可能!板橋区・葬儀のご相談はこちら

お役立ちコラム

葬儀で履いていい靴とダメな靴を男女別で紹介

2020/10/21

葬儀のマナーに合った靴は、シンプルな黒の革靴です。男女ともに、基本的にカジュアルな素材・色・デザインの靴を履くとマナー違反になってしまいます。ただ、葬儀へ参加することになった人が、ブラックフォーマルを持っていない場合もあるでしょう。

「マナーなんて堅苦しい」と感じるかもしれませんが、マナーを守れない人は、非常識であるといったよくない印象を持たれてしまいます。とくに、喪主側の人間が葬儀のマナーを守れていないと、参列者から白い目で見られてしまうかもしれません。冠婚葬祭の場であえてマナー違反をするメリットはないでしょう。

ここでは、葬儀で履いていい靴と、ダメな靴を男女別に紹介していきます。

葬儀では見た目のおしゃれや自己主張よりもマナーを優先すべき

葬儀に履いていく靴を選ぶ際、もっとも重要なことは「マナーを優先する」ことです。冠婚葬祭のなかでも、葬儀はとくに厳粛な雰囲気のなかで行われます。おしゃれに強いこだわりがあり、自分を曲げたくないという信念がある人でも、葬儀のマナーを守れていなければ常識のない人間と認識されてしまうでしょう。

葬儀は、故人とお別れをするための集まりですが、自分一人のために開催されるものではありません。普段関わり合いのない人や会社の関係者、親族なども多数訪れる場所なので、自分や自分の周りの人が非常識だと思われないように、葬儀では何よりもマナーを優先する必要があることを覚えておきましょう。

また、葬儀の参列者は、多くの場合一時的に同じ場所へ集まっているだけです。
万が一葬儀でマナー違反をすると、「誤解を解きたい」と思っても弁解する機会がなかなか訪れないかもしれません。一度悪い印象を持たれたら、ずっと「常識のない人だ」という扱いをされてしまうでしょう。

喪主・親族側の立場として葬儀に参加する場合は、とくに厳しい配慮が必要です。自分のためにも故人のためにも、葬儀で通用する靴選びのマナーを知っておきましょう。

黒の革靴がベスト!葬儀で履いてもいい靴選びのポイント

原則として葬儀にふさわしい靴は、以下の3つです。

● 黒色(薄い黒などではなく真っ黒)
● 布・革といった光沢のない素材(スエードなどはNG)
● 装飾のないシンプルなデザインのビジネスシューズ

簡単にまとめると、男性の場合は黒・内羽根式・プレーントゥのビジネスシューズ、女性の場合はヒールの高さが3~5cm程度の黒のプレーンなパンプスを選べば問題ありません。

ただ細かなチェックポイントも多くあります。葬儀で履いてもいい靴選びの基準を3つお伝えします。

1. 葬儀のマナーでは服装も靴も黒が基本

葬儀のマナーとして、基本的に白と黒以外の色を使うことはありません。ただ、白い靴は目立ちます。汚れなども気になってしまうので、黒のスーツに白いシャツ、黒の靴といったブラックフォーマルを選ぶのがおすすめです。

フォーマルな服装は、冠婚葬祭のすべてに利用できるので、持っていない場合は一着用意しておきましょう。ただし、ブラックスーツや白シャツは普段の仕事で使っているものを流用できても、靴に関しては意外とマナーに合っていないものを使っているケースが少なくありません。

2. 光沢のない素材の靴を選ぶことが大切

葬儀に履いていく靴を選ぶときは、光沢のある素材のものを避けましょう。エナメルの靴や鏡面仕上げで磨かれた革靴などは、光を反射するため非常に目立ちます。

また、殺生をイメージさせるワニ革や、カジュアルな印象が強い起毛素材(スエード)も避けたほうが無難です。光沢のなさという意味では布製の靴がベストですが、ビジネスシーンで布靴は一般的ではありません。葬儀のために黒い布靴を用意するのは大変なので、マットな質感の革靴を選びましょう。

3. ビジネスシューズ以外の靴は避けたほうが無難

葬儀マナーの基本は、フォーマルであることです。いわゆる私服にあたるカジュアルなデザインの靴は、すべて葬儀の場にはふさわしくありません。ブーツ・ローファー・サンダル・スニーカーなどは、色や素材に問題がなくても、靴としての種類そのものが問題になることを覚えておきましょう。

ただし子供に関しては、スーツなどのブラックフォーマルの用意が大変かもしれません。成長に合わせて買い替えも必要なので、厳しくこだわらなくても問題ないでしょう。

つま先のデザインや羽根の仕組みなど!男性が靴を選ぶときの注意点

男性が靴を選ぶときの注意点は、カジュアルな装飾やデザインのものを避けることです。
以下に7つのチェックポイントをあげていきます。

1. 黒の革靴でもウイングチップのものは避ける

革靴は、同じブランドでもつま先のデザインが複数ある場合が少なくありません。足の甲の部分に翼をイメージした切り替えを入れたウイングチップ、何のデザインもされていないプレーントゥ、横一直線のラインが入っているストレートチップの内、ウイングチップはブーツなどに使われるカジュアルなデザインなので避けましょう。

なお、もっともフォーマルなのはストレートチップですが、葬儀では絶対にストレートチップの靴しか履いてはいけないということはありません。プレーントゥ、もしくはストレートチップの黒い革靴を履いていくことをおすすめします 。

2. 金具の付いている革靴もNG

留め具など、金具が付いているタイプの靴は基本的にNGです。
光沢のある靴が葬儀にふさわしくないとされていることから分かるとおり、葬儀では光を反射するもの、目立つものは避ける必要があります。おとなしいデザインであっても、装飾があるだけで目立ちますし、カジュアルに見えてしまうので、金具の付いていないシンプルな革靴を選びましょう。

3. 紐を使わないデザインの靴はおすすめできない

ローファーやスリッポンのような紐を使わずに着用できる靴は、フォーマルではなくカジュアルなデザインです。紐ではなくストラップで固定する靴も、葬儀マナーとしてはあまりおすすめできません。

4. 細かくいえば内羽根式の革靴がおすすめ

羽根とは、靴紐を通す部分のことです。羽根の形状には、羽根そのものが靴の外側に縫い付けてある外羽根式と、羽根が靴の内側に縫い付けてある内羽根式の2種類があります。この内、外羽根式のデザインは比較的カジュアルなので、葬儀ではよりフォーマルな意味合いの強い内羽根式の革靴を使いましょう。

5. デザイン・素材・色が合っていても鏡面仕上げの靴はダメ

デザイン・素材・色などに問題がなくても、鏡面仕上げの革靴は葬儀に履いていかないほうが無難です。元々マットな質感の革靴も、磨き方次第で光沢やツヤ感のある状態にできるので、葬儀に履いていく靴は靴磨きの方法にも注意しましょう。

もし、鏡面仕上げの靴しか持っていない場合は、ツヤを落とし、靴を磨き直してから葬儀に参列することをおすすめします。

6. 靴下も黒で統一する

男性が靴を選ぶ際に見落としやすいポイントのひとつが、靴下です。
葬儀では、「できるだけ肌を見せない」ことがマナーとされています。スーツの場合、かがんだときや靴を脱いだとき、椅子に座ったときなどに足首・すねが見えやすいので、黒無地の長い靴下を着用しておきましょう。

くるぶし丈など、短い靴下は問題があります。長い靴下を持っていない場合は、事前に購入しておくと安心です。

7. 葬儀に履いていく靴は中敷きも黒いものを使おう

葬儀の会場によっては、靴を脱ぐこともあります。このとき、中敷きの色が明るいと悪目立ちしてしまうため、気を付けましょう。

革靴の履き心地を改善するために、クッション中敷きなどを使っている人は少なくありません。靴を脱いだとき必ず見えてしまう場所なので、目立たない黒の中敷きを使いましょう。

ヒールの高さやつま先のデザインなど!女性が靴を選ぶときの注意点

男性の靴に比べて、女性用のビジネスシューズは種類もデザインも豊富です。ヒールの高さやトゥのデザインなどで葬儀マナーに合うかどうかが変わってきます。
ここでは、4つの注意点を押さえていきましょう。

1. ヒールの高さは3センチから5センチが好ましい

ヒールのない靴やハイヒール・ピンヒールは、フォーマルな印象ではありません。適度に高さのある3~5センチの高さがあるヒールの靴を選びましょう。

2. オープントゥやポインテッドトゥの靴はNG

女性用のビジネスシューズで手軽に用意できるフォーマルなものが、パンプスです。
ただし、つま先部分が開いているオープントゥや、つま先がとがっているポインテッドトゥの靴は、カジュアルな印象が強くなるのでおすすめできません。あくまでも、シンプルなデザインのパンプスを選ぶようにしましょう。

3. ストッキングは薄手の黒色を着用する

葬儀の場では、肌の露出を避けるべきです。素足でパンプスを履くとマナー違反になってしまうので、薄手の黒いストッキングを着用しましょう。ただ、薄手のストッキングはちょっとしたことで伝線します。伝線したり破けたりした状態で過ごすのも問題があるため、可能であればいくつか予備のストッキングを持っておくのがおすすめです。

4. リボンなどの装飾が付いている靴を避ける

ビジネス用のパンプスでも、ワンポイントのアクセサリーやチャームが付いている靴は少なくありません。しかし、リボン・金属製の留め具・ストラップなどはカジュアルな印象になるので、できるだけ避けましょう。

カジュアルなデザインを避ければOK!子供の靴選びの注意点

大人に比べると、子供の靴選びでは、マナーを厳しく注意する必要はありません。最低限、カジュアルすぎるアイテムを避け、シンプルなデザインの靴を履かせることをおすすめします。

キャラクターもの・明るい色の靴を避ける

キャラクターものや、蛍光色などの明るい色の靴は、場にそぐわないので避けたほうが無難です。また、同様に、かかと部分にローラーが付いている靴や、歩く度に音が鳴る靴などもおすすめできません。

手持ちの靴のなかから、できるだけ黒くてシンプルなデザインの靴、ローファーなどを用意しましょう。もし、学校の制服でローファーが指定されている場合、制服とローファーのセットを着用するだけでマナーに合った服装になります。

葬儀にはシンプルな黒の革靴を履いていこう

葬儀は、フォーマルな場です。カジュアルなブーツやスニーカー、明るい色の靴、装飾の多いものなどは場にそぐわないので、ブラックフォーマルに合う靴を選びましょう。

基本的には、男女ともに装飾や光沢のない、シンプルな黒のビジネスシューズを着用していれば問題にはなりません。黒い革靴は、冠婚葬祭すべてで使える万能アイテムなので、一足用意しておくことをおすすめします。