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お葬式のお返し(香典返し)の相場や最適な時期は?

更新日:2020年08月19日

お葬式を執り行う側は、参列者の方から「香典」を頂くかと思います。
お葬式の準備・後片付けで喪主は何かと非常に忙しいですが、こうしたものに関する対応は、決して疎かにしてはいけません。
この記事では、頂いた香典に対するお返しについて、金額の相場や最適な時期、ふさわしい品物などを詳しくご説明します。
しっかりと理解し、忌明けまで喪主を務め上げましょう。

葬式のお返し(香典返し)とは?

お葬式のお返し(香典返し)とは、その名の通り、参列者から頂いた香典に対するお返しのことです。
お悔みいただいた方々へ、弔事を滞りなく終えたことやお礼をお伝えするために贈るものとされています。

本来、香典は霊前にお供えする物であるため、お返しをする必要はないと考えられていました。しかし、現在では香典返しが当たり前に行われていますし、それが礼儀でもあるのです。

喪主を務める場合は葬儀を執り行うことばかりに集中してしまいがちですが、香典返しのことまで漏れなく頭に入れておけば、参列してくださった方々への印象も随分違います。

葬式のお返しの金額相場は?

では、香典返しはどのくらいの価格の品物をお贈りすれば良いのでしょうか。
よくある3パターンで確認していきましょう。

香典のみを頂いた場合

香典のみを頂いた場合は、「半返し」といって、頂いた品物の3分の1から半分の金額を目安に品物を選ぶのが一般的です。
例えば1万円の香典を頂いた場合は、5,000円程度の品物をお返しします。

お供え物を頂いた場合

香典以外にも、例えばお花や果物など、お供え物を頂くことがあります。
香典と一緒にお供え物も頂いた場合は、合計金額をもとに香典返しの品物を考えましょう
例えば、香典が1万円、お供え物が5,000円だった場合は、大体7,500円の品物をお返しするのが一般的です。

高額な香典を頂いた場合

時には親族や身内から高額な香典を頂く場合もあります。
ただし、これは扶助の気持ちであることが多いため、高額なものでもきっちり半返しを貫く必要はありません。
高額な香典に対してしっかりと半返しをしてしまうと、逆に相手に気を使わせてしまう場合もあります。
3分の1から4分の1程度の品物をお返しするのが良いでしょう。

お返しをする適切な時期は?

お葬式の香典返しをする際、時期はいつでも良いのかといえば、そうではありません。
こちらも一般的なルールがありますので、従うようにしましょう。

基本的には四十九日法要後

香典返しは、基本的には四十九日法要の後から1ヶ月以内にお贈りするのが一般的な常識です。
喪主にとって四十九日は「忌明け」であり、通夜・告別式から続いた弔事がひと段落するタイミングであるため、この時期に香典返しをお贈りしましょう。
忌明けなので、お葬式の忙しさや各所への連絡なども落ち着いた頃で、ゆっくりと香典返しの品物を選べます。

また、香典返しをお贈りする時は、一緒に忌明けの報告を兼ねた挨拶状を添えるとより丁寧な印象になります。

当日返しの場合も

四十九日法要の後ではなく、お葬式当日にお返しをする「当日返し(即日返し)」の形をとることもできます。
ただしこの場合、品物をゆっくり選ぶことは難しくなりますし、金額に関係なく、皆さまに一律で同じ品物をお渡しすることになります。

四十九日法要の後であればしっかりと頂いた香典の半返しができますが、当日返しの場合はそれができません。

もしも用意したお返しに対して高額な香典を頂いてしまった場合は、四十九日法要の後に「香典の半額」から「当日お渡しした品物の額」を差し引いた金額を目安に選んだ品物を、改めたお贈りしましょう。

お返しにおすすめの品物

香典返しの品物は、「不祝儀を後に残さない」という意味合いも兼ねて、置き物や食器などの残るものよりも「消えてなくなるもの」が良いとされています。
そのため、お茶やコーヒー、洋菓子や和菓子など、飲み物や食べ物が選ばれることが多いです。
また、タオルや洗剤などの日用品も消耗品であり「消えてなくなるもの」とされるため、香典返しにぴったりの品物と言えるでしょう。

四十九日法要の後の香典返しと、当日返しの品物の選び方は変わりありません。
ただし、当日返しの場合はお持ち帰りいただくことになるため、持ち運びに不便のないものを選ぶと配慮があって非常に良いです。

最近では相手に好きな物を選んでいただけるカタログギフトなども人気があります。
分厚いものでなければ、持ち帰るのも手間にならないため、検討してみるのも良いでしょう。

お葬式後のお返しも抜かりなく

お葬式はご臨終の後、翌日など間を空けずに行われます。
葬儀社の手配やお坊さんへのご連絡など、喪主としては非常にばたつく数日間かと思います。
だからこそ、通夜・告別式が無事に執り行われ、出棺・納骨まで終えると、一気に気が抜けてしまうもの。

しかし、そこでぼんやりしていてはいけません。
喪主をはじめ親族ももちろん多忙ですが、通夜・告別式の参列くださった方々もご多忙な中、香典を用意して故人とのお別れをしにいらしてくれます。
お礼の気持ちを真摯にお伝えするためにも、香典返しは金額や時期などの常識をしっかり守ってお贈りしましょう。

石野泰弘

記事監修者

株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。

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