お役立ちコラム
家族葬で気をつけなければいけない8つのポイント
更新日:2024年06月23日
その他
最近家族葬という言葉が浸透し、
家族葬を希望される方が
増えております。
ところがお客様一人ひとりの
持つ家族葬のイメージは
様々です。
言葉自体が葬儀社で
作られた造語で葬儀業界でも
内容が明確に
決められたものではなく
様々な解釈に
分かれているためです。
京花の家族葬に
ついての考えを示します。
この記事でわかること
目次
料金・費用の相場
家族葬を希望する遺族の中には
「いくらでできる?」
という問い合わせをしてくる方もいます。
家族葬という言葉には、
お葬式の規模が小さくなる分、
費用も抑えられると
いうイメージがあります。
※参列者が少ない分、
飲食費や返礼品費など変動費を
抑えることができます。
宗教儀礼を行う場合は、
お布施等は必要になります。
また、参列者の人数が
葬儀社のプランに
書かれた人数を
超えてしまった場合、
(葬儀社の家族葬プランによっては、
葬儀費用とともに「~人まで」と
人数の上限が
記載されている場合もあります。)
通常、このようなプランでは、
会場の広さや、お食事、
返礼品の数(変動費)に
基づいて金額が
想定されていますので、
変動した分は追加費用となります。
葬儀プランに書かれた費用は
あくまでも目安と考え、
ご不明な点は、葬儀担当者に
ご相談した上で
見積りをとることをお勧めします。
家族葬より一般葬の方が
お得な場合があります。
故人や喪主の職業、
社会的な立場、
さらに地域性などによっては、
家族葬を選んでも大勢の参列者が
訪れる場合もあります。
葬儀後の対応も考えると、
多くの方に来ていただいた方が、
遺族の負担が減ることもあります。
式場の大きさを決める際など、
葬儀社の担当者にアドバイスを
求めるとよいでしょう。
さらに、葬儀の費用のことを考えると、
参列者からお香典をいただくことで、
喪主の実質的な持ち出しが
減るということもあります。
家族葬の流れ
家族葬の流れは、
一般的な葬儀の流れと
違いはありません。
お通夜があり、
その翌日に告別式を行います。
地域によって違うので
それぞれの地域の慣習に
従うのが一般的です。
家族葬はどの範囲まで知らせる
家族葬という名前から、
家族だけのお葬式という印象を
持つ方もいますが、家族以外の人が
参列しないわけではありません。
もちろん人数に制限が
あるわけでもありません。
故人と親しかった方々で、
温かくお送りします。
家族葬だからといって、
家族以外の人も参列してかまいません。
お知らせをしなかった方には、
後日、家族葬を執り行った旨を連絡します。
家族以外は参列できるのか
家族葬で頭を悩ませるのが、
だれに連絡をして、
だれに連絡をしないか?
親せきや故人の友人関係の方を
呼んではいけないのでは?
という心配をする方もいらっしゃいます。
結論から言えば、
家族葬に家族以外の方が
参列しても問題はありません。
また、「家族葬だから参列者は
何人以内にしなければならない」
という決まりもありません。
家族、親せき、故人と親しかった方に
連絡するのが一般的です。
知らせるべきか、知らせないべきか迷ったときは?
相手によっては、お知らせするべきか
どうか迷うこともあるでしょう。
自分が訃報とともに
「家族葬で執り行います」という知らせを
受けたときのことを考えてみましょう。
家族葬とはいえ、参列した方がいいのか、
それとも行かない方がいいのか?
知らせを受けてしまったら
迷うのではないでしょうか?
こうした負担をかけないようにという
配慮から、お知らせするかどうか
迷った相手には、
「お知らせをしない」
というケースが多いようです。
葬儀が終わった後に、
家族葬を執り行った旨を
きちんとお伝えしましょう。
家族葬を行った旨の
お知らせは必ず送る
故人の友人や知人、
職場の関係者など、
葬儀への参列は
遠慮していただいた方に対しても、
葬儀後の挨拶状をお送りし、
お知らせします。
お知らせをする時期については、
家族葬を行った直後に
お知らせすると、
自宅に弔問に訪れる方も
多くなることもあります。
一般的には四十九日法要の後に
お知らせする。
または年末も近くなったころに、
喪中はがきで行います。
お知らせの文面には
家族葬を行った旨を記します。
この時「故人の遺志で
家族葬にした」と、
家族葬が故人の希望だった
ということを書く場合が多いようです。
家族葬のお香典
身内が中心となるため、
家族葬では香典は
受け取らないものと
考える方もいるかもしれません。
何らかの理由があって、
辞退するのでなければ、
香典は受け取るのが一般的です。
参考内容:家族葬で受け取る
お香典の平均は約39万円です。
お香典をいただいた方が、
お葬式に伴う経済的な
負担は軽くなります。
家族葬のメリット/デメリット
家族葬のメリットは、何と言っても、
故人と親しかった人たちでゆっくり、
落ち着いたお別れができるという点です。
また、ほかの種類の葬儀と比べても、
家族葬は満足度も高いという
特徴があります。
8割以上が「満足」もしくは
「やや満足」と答えています。
一方、家族葬のデメリットとして
気をつけるべき点は、
お知らせをする人の範囲です。
あまり知らせる範囲を狭めてしまうと、
知らされなかった方から
「故人とお別れをしたかった」
「どうして呼んでくれなかったの?」
と言われることもあります。
葬儀の後に弔問に訪れる人が多く、
かえって大変になることもあります。
いつ、どなたが訪れるのか
わからないため、
葬儀後の手続きなど
忙しい時期にもかかわらず、
思うように外出もできず
苦労する遺族も多いようです。
また弔問客が故人とは
親しかったとしても、
遺族が知らない相手のこともあります。
故人を偲んでもらえるのは
嬉しいけれど、面識のない方に
自宅に上がっていただくことには
抵抗を感じるという方も少なくありません。
家族葬に人数の制限はありません。
多少、増えてしまうとしても、
故人の交友関係なども考えて
決めることをお勧めします。
家族葬の歴史
家族葬が浸透した背景には、
日本人の生活環境の変化のほか、
さまざまな理由があります。
一昔前の、故人とは面識も
ない人たちまで集まる
大勢の会葬者が集う葬儀、
葬儀費用に対する疑問、
家族構成や親せき、
地域との関係性の変化など、
こうした疑問や変化に対して、
「故人と親しかった人で送る」
というコンセプトだけでなく、
「家族葬」という言葉の持つ
温かいイメージも
受け入れられたようです
理由としては、お葬式には
遺族の勤め先の関係者など、
故人や家族とはあまり関係のない方も
大勢集まり、
参列者への対応で、
遺族の負担が増えるだけでなく、
故人と親しかった方々と
落ち着いてお別れが
できないという問題も
起こってきました。
また参列者が増え
葬儀の規模が大きくなると、
使用する式場や
それに合わせて祭壇も大きくなり、
式場使用料や祭壇の費用、
葬儀社の人件費、
飲食や返礼品など葬儀に
かかる費用は増えます。
故人と親しかった人だけで、
落ち着いてゆっくりと
お別れをしたいという
ニーズが生まれました。
もう一つの理由としては、
高齢化によってさまざまな理由で
参列者が減ったため。
また仕事を引退してからの
時間が長くなることで、
職場とのつながりも疎遠になります。
故人だけでなく喪主の
高齢化も進みます。
喪主がすでに仕事を
引退していると
弔問に訪れる人数は
さらに減少しています。
このような家族葬にも
ご相談を承っております。
なんなりとお問合せください。
記事監修者
株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。
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