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お役立ちコラム

葬儀における「会葬」とは?意味やマナーをご説明します

更新日:2020年10月22日

葬儀に赴く場合、一般的には「参列」といった言葉を使いますが、同じような意味のもので、「会葬」という言葉があるのをご存知でしょうか。

意味はほとんど変わらなくても、使い方が違います。

ただ、その違いを理解していなかったり、そもそも「会葬」という言葉をご存知でなかったりする方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事では、会葬の意味や、会葬する方を指す「会葬者」のマナーなどについて、詳しくご説明いたします。

これらは一般常識として身につけておきたい知識ですので、ぜひ参考にされてください。

会葬とは?

会葬とは、葬儀に赴くことを指すとお伝えいたしましたが、具体的には、親族以外の方が故人の葬儀に参列することを指します。

逆に言えば、親族の場合は「参列」となるのです。

また、会葬する人のことを会葬者と表現するのが一般的。

会葬者の方は、ご遺族に向けてお悔みの言葉を述べ、葬儀に参列します。

弔問との違い

この「会葬」と似たような意味を持つものに、「弔問」という言葉もあります。

会葬は親族以外の方が通夜の翌日に行われる葬儀に参列することを指すのに対して、「弔問」は、ご遺族に対してお悔みの言葉を伝える際に使われるのです。

また、通夜の席に参加することを指す場合もあります。

言葉が使い分けられていますが、どういった立場の方でも、葬儀の場で守るべきマナーがあります。

会葬者のマナー

会葬者として葬儀に参列する際におさえておきたいマナーは、ごく一般的ですが、あまり意識していない部分もあるかと思います。

また、会葬者は喪主からしてみればお客様のような立ち位置ですが、マナーはしっかりと守らなければいけません。

以下を参考に、再度確認してみてください。

服装

言うまでもないことかもしれませんが、服装は喪服が基本です。

男性は黒スーツ、女性は黒のワンピースなどを着用すると良いでしょう。

男性の靴下や、女性が着用すべきストッキングも、黒色のものを選びます。

靴は金具のついていないプレーンな黒色を選択してください。

また、大人の喪服のルールはわかるけど、子どもの場合はご存知ない方も意外といらっしゃいます。

子どもの場合は、学校の制服を着用すれば問題ありません。

制服は子どもにとってもっとも格式の高い礼服です。

靴はローファーなどが好ましいですが、制服を着用している子どもの場合は、スニーカーでも失礼にあたらないので、黒い靴を持っていなくても安心してください。

また、未就学児の場合は、黒色や紺色といった、落ち着いた色の私服を選ぶようにしましょう。

髪型・化粧

男性の場合、清潔にしていれば問題ありません

仮に長髪の場合は、ひとつにまとめるなどして落ち着きを出しましょう。

普段、髪型や化粧が千差万別な女性は、葬儀の場での身なりには一層気を配りたいところ。

長い髪の毛は、長髪の男性同様、黒いヘアゴムなどでまとめます。

装飾がなければ、黒いバレッタなどでも良いでしょう。

化粧に関しては控えめに

かといって、すっぴんはいけませんので、ラメ入りのアイシャドウやグロス、派手な色のものは避け、ベージュを基本にまとめることを意識しましょう。

口紅については、良く思わない方もいらっしゃるため、色のつかないリップクリームにとどめてください。

会葬者に対しての御礼

ここからは、喪主側にご確認いただきたい、「会葬者に対しての御礼」についてご説明いたします。

喪主をはじめ、ご遺族の方々は、会葬者を含めた参列者の方々から、弔意を受け取ることでしょう。そのため、会葬者の弔意に対して感謝の言葉、そして御礼品をお贈りすることがマナーとなっています。

会葬御礼品

会葬御礼品は、会葬者全員へのお礼としてお渡しする品物です。

葬儀や告別式のときに、受付ですぐにお渡しするのが通例となっています。

会葬御礼品として、ハンカチやお茶などがよく選ばれる品物です。

費用の相場は、数百円~1,000円程度と考えましょう。

会葬礼状

会葬礼状とは、会葬者へ感謝の気持ちを表す礼状です。

葬儀や告別式の後に、会葬御礼品と共に手渡しましょう。

会葬礼状の書き方はほぼ決まっており、作成は難しくありませんが、会葬者の人数が多いと、ご自宅で印刷するのにも大変な労力を割くことになるはずです。

会葬者が多いのであれば、会葬御礼品と併せて、葬儀社へ事前に依頼しておくと、喪主側の負担軽減に繋がるのでおすすめです。

会葬についてよく理解し、喪主、会葬者ともにマナーを厳守しよう

今回の記事では、会葬とはいったい何なのか、会葬者のマナーとはどういったものがあるのか、逆に、喪主側は会葬者に対して何をすべきなのかをご説明してまいりました。

葬儀に参列する会葬者側にも、葬儀を執り行う喪主側にも、お互いに守らなければいけないマナーが存在します。

特に、人が亡くなられた葬儀の場面では、マナー違反が普段よりも目についてしまう場合が。

葬儀について、特に聞き慣れない「会葬」についての決まりごとなどはあまり馴染みがないかもしれませんが、どなたから見てもマナーに則した常識ある大人の振る舞いをするためにも、しっかりと理解しておく必要があります。

故人や喪主、ご遺族に失礼のないよう、また、喪主側は会葬者に失礼のないよう、「会葬」のマナーに関して、よく記憶しておきましょう。

石野泰弘

記事監修者

株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。

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