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夏の葬儀の服装は?クールビズはNG?正しい服装と涼める工夫を解説

更新日:2024年06月23日

葬儀の服装と言えば、ブラックスーツがマナーということは皆さまご存知のことと思います。
しかし、夏場の暑い時期の葬儀でも、しっかりとスーツを着込まなければいけないのでしょうか。

葬儀中に汗だくになってしまい、何度も汗をぬぐったり、襟元が汗で濡れて不快感を抱いたり、想像するだけでも暑くなってきますよね。
では、夏場の葬儀ではクールビズは許されるのでしょうか。

クールビズの可否についてや、どういった服装であれば夏場の葬儀に参列しやすくなるのかなど、この記事で詳しくご説明していきます。
夏場の葬儀に参列する際の参考にしてください。

この記事でわかること

 

夏の葬儀、クールビズはあり?

昨今では、しっかりとスーツを着ているはずの営業マンも、クールビズでジャケットを脱いでいる姿を見かけます。

「葬儀でも、夏はクールビズでいいのかも……?」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から申し上げると、基本的に葬儀でのクールビズ(半袖シャツにネクタイなど)は良くないとされています。
夏にスーツを着込むのは苦痛かもしれませんが、葬儀では上下のスーツと黒いネクタイが基本です。ジャケットは必ず着用するようにしてください。

【男性編】夏の葬儀の正しい服装

それでは、まずは男性から、夏の葬儀での正しい服装を詳しくご説明します。
夏場の葬儀での男性の服装は、基本的にブラックや紺色、ダークグレーなどの暗色系のスーツ、または略礼服です。

ネクタイは黒一色がベターですが、目立たなければストライプでも大丈夫。
足元に関しては、ブラックの靴下にブラックのシンプルな革靴を選びましょう。

その他、注意しなければいけない点としては、靴のつま先のデザインや靴紐を通す金具部分です。
まずはつま先について。
つま先はUチップやウィングチップと呼ばれるデザイン性の高い革靴は避け、横一文字かプレーンタイプを選んでください。

また、靴紐を通す金具部分はなるべく地味なものを選びましょう。
金色やホワイトだと目立ってしまうため、靴本体と合わせてブラックの金具が好ましいです。

男性の服装は、基本的に冬と夏でマナーは変わりません。

【女性編】夏の葬儀の正しい服装

続いて女性編。夏場の葬儀での正しい服装をご紹介します。
基本的にはブラックの礼服、もしくはスーツを着用するようにしましょう。
男性とは違い、礼服はフォーマル感が強ければ半袖でも構いません。
ワンピースの場合はひざ下丈のものを選び、ストッキングはブラックのものを着用してください。

靴はシンプルなつま先のパンプスを選びます。
ヒールの高さは大体3~5センチ程度。ヒールは低すぎるとカジュアルに見えますし、高すぎると派手に見えてしまいます。ちょうどいい高さのものを選びましょう。
つま先が開いたオープントゥやサンダルはもちろん、光沢のある素材も避けるようにするのがマナーです。

中学生や高校生の場合は?

中学生や高校生が葬儀に参列する場合は、学生服が正装とされています。
また、学生が夏の葬儀に参列する場合は、夏服でOKです。
大人の場合は素肌を晒すことを避ける必要がありますが、学生服の夏服(半袖)であれば問題ありません。

また、学生の場合の足元ですが、基本的には校則で決まっているものをはくようにしましょう。
校則で特に決まりがない場合はスニーカーなどでも構いませんが、白や黒などのシンプルなものを選んでください。

暑さをしのぐ工夫をしよう

大人、特に男性の場合は一切素肌を晒せないため、暑くて葬儀に集中できない可能性もあります。軽装がいけないからといって、汗だくになりながら葬儀に参列するのも、ご自身もまわりの方もあまり気持ちの良いものではありません。
そうならないためにも、暑さをしのぐ工夫をしましょう。
具体的には、以下のような方法が考えられます。

冷感素材のスーツを着る

特にスーツが必須である男性は、冷感素材のスーツの着用などを検討しましょう。
熱を吸収しにくく、ひんやりとした感覚のスーツであれば、夏場の葬儀も乗り越えられるでしょう。
冬物のスーツと夏物スーツ、二着の用意があれば良いですが、オールシーズン用のスーツもありますので、冷感タイプのスーツと共に検討してみてください。

中を半袖にする

内側に着る白いワイシャツですが、実は半袖でも問題ありません。
正式には長袖となりますが、暑い夏に無理に見えない部分まで暑くする必要はないでしょう。
葬儀会場に向かう時はジャケットを脱いで移動し、会場付近になった時に着れば良いのです。

ただしワイシャツが半袖の場合、腕に汗をかいた時にスーツの裏地に直接ついてしまうことになるため、クリーニングの手間がかかってしまうことは頭の片隅に置いておきましょう。

葬儀に集中できるよう、なるべく快適な服装で

夏場のスーツはどうしても暑苦しく、息苦しいものです。
葬儀の正装とはいえ、素材や中のワイシャツについて何も考えずにただただ規律に則していると、汗だくで葬儀に集中できない可能性もあります。

冷感素材のスーツはマナー違反ではありませんし、中のワイシャツを半袖にすることも、正式ではありませんがマナー違反にはあたりません。

涼しくできる部分はなるべく工夫して、大切な人の葬儀に専念できるようにしましょう。

石野泰弘

記事監修者

株式会社京花代表の石野 泰弘。京花は板橋区を中心に、1都3県を中心に活動している葬儀社です。

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