姉の葬儀の際に利用させていただきました。

当初、葬儀は火葬のみの形で行おうかと検討していました。
親族との付き合いもほとんどなかったこともあり「葬儀は必要ない」と言う生前の姉の希望でもありました。

しかし、葬儀会社の方と具体的な話し合いを進めていくうちに少し考え方が変わっていきました。
わたし自身の気持ちの区切りをつけるためにも、やはりささやかにでも葬儀を行いたいと言う想いが強くなってきたのです。
そこで提案していただいたのがお別れ室を利用しての葬儀の形でした。

お別れ室では、お別れの時まで、通常よりもゆっくりと過ごすことができるとのお話を伺い、利用を決めました。覚悟はしていても、姉との別れはとても寂しいものでしたが、静かに思い出を振り返る時間をいただけて良かったと思います。

姉の希望していた葬儀の形とは異なってしまいましたが、姉も納得してくれているのではないかと思います。
もちろん、葬儀は亡くなった方を見送るための儀式ではありますが、遺された者の気持ちを慰めるためのものでもあると思います。最期の時間をどのように過ごすか悩まれている方の参考になればと思います。

貴重な時間をいただきありがとうございました。