先日、古くからの友人の葬儀に参列しました。

お別れ室を利用しての、とてもアットホームなゆったりとした葬儀でした。
自宅が他県というともあり、ここ最近では電話や手紙のやりとりのみになっており、そのことを少し寂しく感じていました。「近々また会えたら良いね」とやりとしていた矢先の訃報でしたので大きなショックを受けました。

遺族の方から最初に連絡を受けた時には、葬儀を行うべきかどうか悩まれているとのことだったので、最期に顔を見ることすらできないかもしれない、と落ち込みました。これも仕方がないことだと、どうにか気持ちを切り替えようとしていたところ、遺族の方より「親族と親しい友人の方のみで葬儀を行うことになった」との連絡がありました。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、食事会などはありませんでした。限られた弔問客のみのささやかな葬儀ではありましたが、その分ゆっくりと友人とお別れまでの時間を過ごせたように感じます。

友人を亡くした悲しみは大きなものですが、共通の友人と久しぶりに顔を合わせ、楽しい思い出を語り合えた時間もありました。いつかまた、昔のように友人と集える日が来るまで、一日一日を大事に過ごしたいと感じました。