「お葬式はできるだけ費用を抑えて行いたい」「残される家族に葬儀のことで経済的な負担をかけたくない」と考えている方は多いでしょう。そのような方におすすめしたいのが、費用を抑えてお葬式を行える区民葬儀です。

区民葬儀を行うには、区役所で区民葬儀券の発行をはじめ、複数の手続きが必要です。こちらでは、板橋区民も利用できる区民葬儀とは何かをご説明するとともに、区民葬儀券取得場所と区民葬儀券取得に必要な死亡届について詳しく解説します。

板橋区の京花では、区民葬儀にかかる費用や、手続き方法など様々なご相談に対応いたしますので、板橋区周辺の方はお気軽にお問い合わせください。

区民葬儀とは、戦後間もない頃、葬儀を行うことが経済的に困難で生活扶助も受けられない人を対象に、東京都が祭壇の貸出しを行ったことを原型とする制度です。

昭和24年には東京都と葬祭業協同組合の協議によって「都民葬儀」として改めて制度化され、昭和40年4月に東京都が23区に対して事務移管を行ったことで、板橋区をはじめ23区内で「区民葬儀」の制度が発足しました。

区民葬儀は、業者が一連のサービスをすべて提供する形態とは異なり、区が貸し出している装具を使って、ご遺族自身でお葬式の運営、進行を行う必要があります。

しかし、昔のように葬儀を自宅で行い、お手伝いをしてくれるご近所の方がいる場合であれば区民葬儀の制度は機能しますが、現代社会ではそれが難しい場合が多いです。そのため近年では、業者に費用などを相談しつつ、区内のホールで区民葬儀を実施するケースが増えています。

区民葬儀券とは区民葬儀を行う際に必要な券で、区が発行・配布しています。

板橋区で区民葬儀券をもらえる場所は、区役所の福祉部管理課庶務係や赤塚支所の住民サービス係、仲町・常盤台・志村坂上、蓮根・高島平の区民事務所の窓口です。

区では葬儀の際に利用する各種葬祭具、霊柩車のランクを記載したパンフレットも作成・配布しているので、葬儀の費用を計算する際に確認しましょう。パンフレットは、板橋区のホームページでも閲覧できます。

費用など葬儀の詳しい内容については、区民葬儀をオプションとして取り扱っている業者でも相談を受け付けています。

板橋区の区民葬儀取扱店である京花は、自社施工による徹底した外注カットとわかりやすい価格設定で、大切な家族と後悔なくお別れできる区民葬をご提案しています。板橋区で区民葬儀をご検討している場合は、ぜひ京香にお声かけください。

区民葬儀を行う際には、故人の臨終に立ち会った医師に死亡診断書の作成をお願いします。死亡診断書がないと葬儀は行えません。

病院で亡くなられた場合は、ご遺体が病院を出る前にもらうのが通例です。ご自宅で亡くなった場合は、死亡を確認した医師に、死亡診断書の作成をお願いしましょう。

医師から死亡診断書をもらったら、速やかに板橋区役所に死亡届を出す必要があります。死亡届を届け出ないと、ご葬儀の際にご遺体を火葬することはできないので注意が必要です。ご遺族が役所まで行けない場合は、業者に代行をお願いできます。

なお、金融機関が名義人の死亡を確認した場合、相続手続きが行われるまで預貯金の支払いが停止されますが、死亡届を出すことで支払い停止になると考えている方が多いようです。

しかし実際には、銀行に遺族が死亡した事実を申し出る、あるいは預貯金の名義変更を行うといったことがない限り支払い停止にはなりませんので、注意が必要です。

費用をかけずに葬儀を行える区民葬儀は戦後に制度化され、今では業者に委託する形で実施されるケースが多いです。区民葬儀を行う場合は区民葬儀券が必要ですので、板橋区内にある役所の窓口でもらいましょう。

葬儀・セレモニーを実施するには、故人が亡くなった直後に医師に死亡診断書を作成してもらい、速やかに死亡届を板橋区役所に提出する必要があります。葬儀に関して困ったこと、わからないことがあれば、板橋区の担当窓口に相談しましょう。

京花は、板橋区の区民葬儀取扱店として、お客様のご家族への想いに寄り添った区民葬儀をご提案しています。自社社員が常駐していますので、24時間365日対応可能です。

板橋区で区民葬儀をご検討している方、区民葬儀について困っていることがありましたら、ぜひ京花までご相談ください。