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お役立ちコラム

緊急事態宣言中・コロナ禍に葬儀を行う際の注意点について

2021/10/30

中々終わりの見えないコロナ禍で、葬儀はどのように行うべきか、戸惑われているご遺族の方も多いことかと思います。

大切な方とのお別れの場であるお葬式は、不要不急の外出には当たりません。とは言え、多くの方が集うとなると、これまで通りにはいかない場面も少なくありません。

この記事では、 緊急事態宣言中・コロナ禍において、葬儀を行う際の注意点などについてまとめています。まだまだ様々な制限がありますが、安全により良い形で葬儀を行うための参考になれば幸いです。

緊急事態宣言中・コロナ禍の葬儀について

まず始めに、弔問客、日程、食事会、葬儀の形式など、コロナ禍の葬儀に関するさまざまな疑問について解説していきます。

親族・弔問客はどこまで呼ぶべき?

緊急事態宣言中・コロナ禍に葬儀を行う場合、親族や弔問客をどこまで呼ぶべきなのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、ご遺族の意向次第ということになります。例えば、故人との血縁の近さを基準として判断し、2親等以内の親族のみで家族葬を行うという場合。また、血縁の近さに拘らず、生前に交流の深かった方のみで行うという場合。

その他、他府県間での移動に配慮して、同じ都道府県内在住の方のみで行う場合など様々です。実際にはさまざまな要素を総合的に見て判断することになります。また、当然感染リスクや事情も人によって違うため、お声がけをしても参列するかどうかは相手に委ねるケースもあります。

地域によっても感染拡大状況は異なり、ご遺族や弔問される方々の状況もそれぞれです。葬儀会社とも相談しながら検討してきましょう。一般の弔問客を招いて葬儀を行う場合の注意事項についても、後の項目でご紹介しています。

葬儀の参列を遠慮してもらう際の伝え方について

コロナ禍における葬儀では、感染拡大のリスクに配慮して、ご家族や近親者のみの少人数で「家族葬」や、告別式を行わずに火葬のみを行う「直葬」を行うケースも多くあります。

家族や近親者以外の参列を辞退する際には、「葬儀が終わった後に訃報を伝える」場合と、「葬儀前に訃報を伝え、その際に参列を辞退する旨を伝える」場合があります。

親族や関係の近い方へは、葬儀前に訃報の連絡を入れるのが望ましいでしょう。この際、昨今の感染状況を鑑みた上で、家族以外の参列を辞退する旨を丁重にお伝えします。香典や供花を辞退する場合は、同時にしっかりとお伝えしておきましょう。

緊急事態宣言中の葬儀の日程について

多くの方が長時間同じ場所に集うことを避けるために、葬儀の日程や時間についても考える必要があります。葬儀の日程は、大きく「直葬」「一日葬」「二日葬」に分けられます

最も短い日程が、火葬のみを行う「直葬」という形式です。告別式などの儀式的なことは行わず、火葬前にお経を上げてもらいお別れをするという形になり、要する時間は10分〜20分程度となります。

次に、通夜を行わず、火葬当日に1〜2時間ほどの葬儀を行う「一日葬」です。感染拡大のリスクは抑えつつ、お別れの時間はしっかり取りたい、というご遺族の方に選ばれています。また、通常通り葬儀の前日に通夜を行い、2日間の日程をかけて行うのが「二日葬」となります。

葬儀の日程についても正解はありません。感染対策を徹底しながら、どのようにお別れするべきか、ご遺族の意向や感染拡大の状況を踏まえて判断していきましょう。

緊急事態宣言中の葬儀の食事会について

大勢が集う食事会や飲酒の自粛が呼びかけられている中で、葬儀においての食事会についても判断が難しいところかと思います。

食事会の有無についても、やはりご遺族の意向次第ということになります。ただし「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が出されている都道府県下においては、特に飲酒を含めた食事会は自粛されるケースが多くなります

その場合、食事会を行う代わりに「お弁当を配布する」などの対応がとられています。また、食事会を行う場合にも「料理は大皿ではなく個別に提供する」「座席と座席の間隔を空けパーテーションを設置する」などの感染対策がとられています。

菩提寺が遠方にある場合はどうする?

菩提寺(お付き合いのあるお寺)が、他府県などの遠方にある場合、お坊さんを呼ぶべきかも検討する必要があります。

都道府県をまたぐ移動の自粛が呼びかけられている緊急事態宣言下においては、多くの場合、葬儀会社に依頼して菩提寺と同じ宗教宗派のお坊さんをお呼びする、もしくはお坊さんを呼ばずに葬儀を行います。

どちらの場合であっても、注意したいのが「葬儀を行う前に必ず菩提寺に連絡を入れて事情を伝える」ということです。通常お墓に入るには、そのお墓のあるお寺のお坊さんにお経を上げてもらい、戒名を付けてもらう必要があるためです。コロナ禍などのやむを得ない事情がある場合は、事前にしっかりと伝えておけば問題ありません。

自宅で葬儀を行うことは可能?

外出を控えて感染リスクを最大限に抑えるため、自宅で葬儀を行う「自宅葬」行うという選択肢もあります。住居の広さや環境によっては自宅葬が難しい場合もありますが、住みなれた自宅でお別れの時間が取ることができます。

また、葬儀場や安置場の使用料がかからないというのもメリットのひとつ。自宅で葬儀を終えた後は、火葬場に直接移動するという流れになります。

リモートで葬儀を行うことは可能?

現状では、葬儀自体を完全にリモートで行うというケースはまだまだ稀です。ただし、実際に現地に足を運ぶことが難しい場合は、zoomなどを利用して故人との対面をすることは可能です。葬儀において一番大切なのは故人を弔う気持ちです。多くの制限がある中でも、利用できるツールを活用しながら、より良いお見送りの形を検討しましょう。

緊急事態宣言中・コロナ禍の葬儀における感染対策について

コロナ禍で葬儀を行う場合には、しっかりと感染対策を講じる必要があります。弔問客を招いて葬儀を行う場合はもちろん、少人数で行う家族葬であっても同様です。以下に、葬儀を行う上でも基本的な感染対策についてまとめています。

新型コロナウイルスの主な感染経路について

新型コロナウイルスの主な感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」とされています。

飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳によって放出された、唾液などに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染です。接触感染とは、ウイルスが付着した部分を触った手で、口や鼻などに触れてしまうことによる感染です。まずは、この2つの感染経路をしっかりと頭に入れておきましょう

事前の体温計測

会場によっては、入り口に体温計を設置し体温の高い方の入場を制限していますが、そうでない場合も、参列者の方には必ず事前の体温測定をお願いしましょう

体温がそれほど高くなくても、倦怠感がある、くしゃみや鼻水が出るなど、普段と様子が違う場合には注意が必要です。

マスクの着用

基本の感染対策ですが、飛沫感染を防ぐためマスクは必ず着用しましょう。無意識に自分の顔に触れてしまうことによる、接触感染を防ぐ効果もあります

事情によりマスクが着用できない場合は、事前に申告をもらうようにし、他の方と接触しないように工夫するなどの対応を検討しましょう。

まれに「お悔やみの場において、マスクで顔を隠すのは失礼にあたらないか?」と考えられる方もいますが、コロナ禍においてはマスクの着用が最低限のマナーと言えます。

手洗い・手指のアルコール消毒

最も基本の感染対策と言えますが、手洗いや手指のアルコール消毒は必ず行いましょう。

多くの場合、葬儀場の入り口などにアルコール消毒液が設置されています。

新型コロナウイルスは、人の手を介して感染を広げていきます。帰宅時や食事前だけでなく、定期的な手洗いと手指の消毒を習慣づけていきましょう。

座席の間隔を開ける・長話や長居は避ける

昨今の葬儀会場では、多くの場合座席と座席の間隔を開けるなどして密集を防ぎ、感染対策がとられています。手を伸ばしたら届くくらいの距離(約2メートル)で、マスクをせず一定の時間の会話を行うことは、感染リスクが高い状況とされています。

お悔やみの場において誰ともまったく会話をしない、というのは現実的ではありませんが、近距離での長時間におよぶ会話は、できる限り控えるようにしましょう。ご挨拶などの場面では、忘れずにマスクを着用し、相手方との間隔を開けるようにしましょう。

弔問の時間を分散させる

弔問客が一定の時間に集中してしまわないように、お通夜前の時間にも焼香を行えるようにするなど、参列の時間を分散させるための工夫を行う方法もあります。

その他、着席をせずに焼香のみを行うなど、感染の状況などをふまえて、葬儀会社と相談しながら柔軟に対応していきましょう。

定期的に会場の換気を行う

会場は密閉空間にならないよう、できる限り風通しを良くしましょう。また空調などを入れている場合は、定期的に換気を行います。換気の頻度は1時間に2回以上が理想とされています

風の通り道を作るため、2方向の窓を開けます。窓が1方向にしかない場合は、同時にドアを開放し換気を行います。

感染リスクの高い方の参列を遠慮する

感染対策の徹底はもちろんのことですが、高齢者、妊娠中の方、基礎疾患のある方など、場合によっては重症化リスクの高い方は参列を遠慮いただくことも検討しましょう。

まとめ

長引くコロナ禍で、葬儀会社もこれまでにないさまざまなケースのお葬式を経験しています。どのようなお葬式をするべきか迷った際は、葬儀会社のスタッフに相談してみましょう。

ご遺族の希望や、感染対策において気になる点なども伝えながら、それぞれの事情に合わせて無理のない形で葬儀の準備を進めていきましょう。一刻も早く、誰もが安心してお別れのひとときを過ごせる日が来ることを願っています。