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葬儀屋の物価高について
2022/09/13
社長ブログ
テレビなども物価高のニュースが多く取り上げられており、私の家計にもかなり大打撃を受けております。
最近では奥さんから、トイレットペーパーの減る量が多いと怒られてしまうなど身近でもかなり物価高を感じております。
また葬儀社を運営している私にとっては資材などでも物価高を最近感じております。
意外と知られていないのですが、葬儀屋は消耗品が非常に多く、その消耗品が特に物価高を受けております。
例えば以下の様な物品
・ドライアイス(ご遺体保管様)
・線香、ろうそく
・収体袋
・棺
など
ドライアイスは、ご遺体が腐敗しない様にご遺体を冷やすことに常に使います。
線香、ろうそくについては皆様もご存知の通り、ろうそくの炎と線香の煙・香りはあの世への道しるべのため、葬儀が終わり故人の魂が無事に成仏するまで絶やしてはいけないとされていることから来ておりこちらも常に使います。
収体袋、棺も、火葬をする際や葬祭をするにあたっては必ずお目にかかると思います。
こういった普段の葬儀に日常的に使われる物品が、仕入れ高によって高騰していると
業者から言われ物価高を私自身も痛感しております。
仕入れる側からすると、仕入れる量は一つとかではなく、大量に仕入れるものが多いため、
昨年度と比べても仕入れ金額が多くなってしまっている状況です。
また、東京都23区は火葬場は国が運営しておらず、株式の法人が運営しているためか、
最近では火葬料金も燃料代が高騰しているといって値上がりしてしまう始末です。
今回の物価高は私どもだけではなく、どこも悲鳴をあげている状況だと思いますし、この物価高で、倒産してしまった企業も数多くあると聞いております。
「運輸」「建設」「食品」この三業界の影響が大きいとテレビや新聞などでは影響が出ていると取り沙汰されておりますが、これに乗じて様々な業界も価格の値段を上げている様に思います。
しかしながら、ご依頼して頂くお客様も同様に家庭では物価高を痛感し物が高いと我々同様に感じていると思います。
葬儀も決して安いものではありませんし、そんな中ご依頼して頂くお客様に、
私どもとしては、こういった状況下でもお客様へ質を落とさずサービスを届けることに専念し、京花に依頼して良かったと思って頂けるサービスを提供する所存でございます。